市田柿贈答品の箱詰め作業を進めています【市田柿の作り方⑥】

今年の市田柿は、お陰様で生産量も多いのですが作業が追い付かず出荷が遅れているという現状です。

生柿の収穫量が多かったため、皮むき作業に日数がかかってしまい、その後の加工作業が順々に遅れてしまっている状況のようです。
農家さんの市場やJAへの出荷時期も昨年と比べると1週間から10日の遅れが出ており、市場へ出ているものは価格が高騰しているかもしれません。

市田柿贈答品の箱詰め作業

ココロファームでもやっと通販用の市田柿が出来てきて、個包装の袋詰めとギフト箱へのセットが始まりました。

県外のスーパー等への出荷は12月初めから始まってはいましたが、始めのころの干し柿は原料がまだ青実であったり天候の具合などで出来上がりの干し柿にシワが出来てしまったり、色が黄色っぽかったりで贈答品には向きません。
適した時期に収穫された生柿は、干し柿に加工すると色よく柔らかく仕上がります。
その時期の市田柿をネットショップで購入していただいた皆様にお届けしたいので、お待たせしてしまいますが12月15日過ぎ。。。12月20日過ぎになってしまうわけです。

市田柿ギフトの袋詰め

ネットショップを開始して、なんといってもココロファームビレッジの市田柿をココロファームビレッジオリジナルパッケージで販売したいという想いがありました。

ココロファームビレッジのロゴを入れた小袋に一つ一つ検品しながら入れて、脱酸素剤を入れシーラーで密封します。
手間なんですよ。手間なんですけど、一つ一つに愛情が沸いてくるんです。「この柿は大きめね」「この柿は柔らかい」「この柿はコロコロしてる」「どんな人のとこに届くんだろう」「美味しい笑顔になってもらえるだろうか」などなど、想いを込めながら袋詰めしています。

市田柿の袋詰め

100個単位で袋詰め作業をして、脱酸素剤を素早く入れてシーラーで封します。

がんばっても100個の袋詰めに30分くらい掛かるかなぁ~

市田柿ギフト箱

次は市田柿ギフト箱へ詰めていきます。
ここまでくれば早いもんですよ。箱には仕切りはセットされていますので袋詰めした柿を並べていきます。サンプルを作ったときは、昨年冷凍保存してあった市田柿をしようしたので固そうな干し柿でしたが、こうして出来立ての干し柿をギフト箱に詰めると、やっぱキレイ!ですね。

「この箱いいじゃん!」と自負しております。

夏の終わりごろ、ココロファームビレッジオリジナルパッケージの制作に取り掛かりました。
市田柿というと田舎っぽさや「昔ながら」のイメージが残っていますよね。その「和」のイメージから脱して、ココロファームビレッジらしくフランス菓子のイメージを作ろうと考えました。でも突拍子もなく洋菓子にしてしまっては「市田柿」とは合わなくなってしまいます。こだわったのは貼り箱に貼る和紙、何百枚もの見本から箱のイメージを浮かべ指定してサンプル箱を作ってもらいました。商品化したこの市松の和紙と中のブロンズ色は始めっから第一候補、それでもと思って3パターンのサンプルをお願いしましたが、出来上がってきたらやっぱりこれ!でした。

そんな思いがこもった市田柿ギフトです。

ご注文者様から大事な方へ、その思いを心をこめてお届けしたいと思っております。

発送は来週がピークとなります。お待たせしているお客様が多くいらっしゃいますが、もうしばらく、もうしばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

 

年内発送分のご予約締切は12月20日となっております。
これからご注文いただくお客様へのお届けは12月25日ころとなります。