お知らせ

2021.11.19

うっすら粉が現れた! 揉みと天日干しで粉出し作業【市田柿の作り方④】

11月半ばが過ぎ、朝の深い霧と昼間の晴天の日々が続いています。
柿干しにはとってもいい気候です。

粉出し作業が始まって薄っすら白粉が現れました

市田柿の作り方 白い粉

柿の皮むき作業から約3週間が経ちました。

作業場のスタッフから「柿のれんから下ろして天日干しで粉を出す作業に入りました!」と連絡をもらったので、さっそく見に行きましたよ。まだまだ柔らかいので粉の出方もまばらですけど、こんなにきれいに粉を纏っている柿も出てきました♪

今年は、ベテラン社員がいないこともあって若いスタッフは移行錯誤でがんばっているため、一部でカビが出てしまったり、生柿の熟度が早かったことで干し柿の色が白っぽくなってしまったものがあったりと苦労が絶えない毎日だと聞きます。でも、いやにならずふてくされず何とか少しでも良い干し柿を作るための勉強だと言ってがんばっている姿を見ると、「この干し柿は美味しそう!」と励ましてこの時期を乗り越えてもらえるようにと足を運んでいます。

 

そうなんです!

干し柿って、柿の皮を剥いて干せばいいってものではなくて、経験によるその時その時の判断が良かったり悪かったり、柿に影響していくのです。
長年やってる農家さんだって「毎年毎年が勉強だ」というくらいですから、始めて2~3年ではまだまだまだまだ初心者ですよね。やってみてわかること、失敗しなきゃわからないこと、いろいろいっぱいですよ。

 

白い粉が出始めましたから、何とか「市田柿」になって皆様のもとへお届けできるようこれからまたがんばりますので、お待ちくださいね!

 

ご予約はお早めに。市田柿のご注文は下の画像からお入りくださいませ。