市田柿 秋の始まりまでに何をする?【市田柿ができるまで「夏」】
昼間はまだまだ暑い日が続いていますが朝晩の空気が秋めいてきました。
柿園ではお盆明けから市田柿の摘果作業が進められていました。
市田柿の摘果作業って何?
柿は6月に花をつけ、その後、熱い夏のシーズンに実を大きく成長させます。
花の数だけ実をつける柿をそのままにしておくと…
柿の実は大きくなれません。
そこで、枝につける実の数を決め、余分の実を摘み落とすのが「摘果」作業になります。
今年も立派な実がついていますね。
ココロファームビレッジの摘果作業は、少々遅れていたため、現在の柿の実はピンポン玉より少々大きいくらい。
摘果作業をお盆前に行う農家さんが多いのですが、
ココロファームビレッジは桃の出荷作業が重なるために、柿の摘果作業はお盆明けになってしまいます。
が、
遅くなれば悪いことではなく、
この時期になると柿の実もしっかりしてきて、傷や変形も見えてきます。
そのため、格外になりそうな実を落とすことができます。
また、
枝の成長状況を見極めることができるため、
成長が遅れて実が小さい所は枝につける実の数を少なくしたり、
気候をみて柿の木全体につける実の数で柿の実の大きさを決めることもできます。
市田柿の加工作業が始まるのは10月末です。
あと2ケ月、何事もなく成長して美味しい市田柿をお届けできるよう祈りたいですね。
市田柿のご予約は11月ころからを予定しています。