市田柿製品の選別作業とパック詰めが始まっています【市田柿の作り方⑥】
市田柿が続々と出荷され始めました。
まずは静岡方面のスーパーへ向けてパック詰めのものを作って箱詰めして出荷されています。
市田柿の選別と出荷
こちらが干し柿に仕上がったものを選別する機械です。
1つずつ緑のトレイに乗せてあげると一周回る間に指定した重さのところに落ちていきます。
どういう原理なんでしょうね、トレイの下についているセンサーが重さを感知して、その場へ来たときにパタンとロックが解除される仕組みではないかと思っています。
こうして大きさ別に選別されると、例えば300gのパック詰めにする場合に、だいたい何個で1パックになるか?がわかってきます。大きさがほぼ同じの市田柿をそろえてパックに詰めると見栄えもきれいです。
ココロマルシェの直売所でも販売しています。
ドラムで揉み作業
市田柿は干すだけでは粉が均一に纏うわけではなく、柿同士をぶつからせたりすることによる刺激で「揉む」という作業になり、柿の中から糖分が噴出して乾くことで白い粉が出てきます。
原料となる渋柿の熟度によっても干し柿の出来が変わってくるのですが、始めのころの原料は「まだ早いかな」と感じる原料を使っているので若干シワが多かったり黄金色ではなく黄色っぽい干し柿になってしまいます。それを目視で選別を行うのも一つの作業です。
もちろん、見た目にも甘さも大きさも最高の干し柿は贈答用に保管していますよ。
外で天日干しされていた中で見つけました。
これは贈答品クラス!
ふっくら仕上がって白い粉もうっすら均一に出始めています。まだこれからドラムでゴロゴロ揉み作業を行うと白くなっていきますよ。
1つ食べさせてもらっちゃいました。
まあ甘いこと!!
柿スタッフによると「ここは原料が最高の時期のものだから、やっぱ甘いですよね」と言ってました。
当園の干し柿は、燻蒸する時点で遠赤外線効果のボックスを使います。
そのため、干し柿独特の匂いが少なく食べやすい!
是非お試しくださいませ。