黄金桃と黄桃の違いは?品種の特徴や価格を徹底比較!
白かったり黄色かったり、桃には様々な品種が存在します。
皆さんはそんな桃の品種について、どれくらいご存じですか? 今回は黄色い果実が魅力的な桃・黄金桃(おうごんとう)を中心に、桃の品種の特徴や価格についてご紹介します。
各品種の特徴を比較して、どんな桃が食べてみたいかぜひ検討してみてくださいね。
黄金桃(おうごんとう)と黄桃の違いについて
今回の主役である「黄金桃」と、スーパーの缶詰売り場でよく目にする「黄桃(おうとう)」。 皆さんはこの違いについてご存じでしょうか? 実は黄金桃は黄桃の一種に位置づけられています。 黄桃と分類される桃には黄金桃の他にもいくつか種類が存在し、それぞれに特徴があるのです。
黄金桃と黄桃は、同じような黄色い桃だと思っている方も多いかもしれませんが、実は味も食感もまったく異なります。
黄金桃は黄桃の品種の中でも人気の高い桃の1つで、糖度が高くジューシーな果汁を楽しめるとクチコミ評価も高い桃となっています。
黄桃と白桃の違いについて
桃は大きく2種類に分けられます。
表皮が白やピンクがかった「白桃(はくとう)」と、黄金色の「黄桃」です。
桃の原産地は中国ですが、日本においては明治時代に岡山県で白桃が誕生したのが国産桃のはじまりとされています。
白桃
岡山県で初めて栽培が開始されたのが白桃です。
有名な品種には川中島白桃(かわなかじまはくとう)、白鳳(はくほう)、あかつき等があります。 白い表皮にクリーム色の果肉が魅力的ですが、品種によっては袋がけをせず太陽を浴びて表皮がピンク色に染まった桃もあり、バリエーション豊かな見た目も人気の1つです。
果肉は柔らかいものから硬いものまで様々ですが、完熟を迎えると口の中でとろけるような柔らかい実になります。
酸味が少なく果汁たっぷりでジューシー、濃厚な香りを楽しめる「甘くて美味しい桃」の代名詞ともいえる品種です。
白桃は桃のシーズンの中で早く収穫期を迎え、早いものでは7月上旬頃に収穫を開始します。
スーパー等の店頭では7月~8月中をメインに登場するフルーツです。
黄桃
一方の黄桃は白桃から突然変異で誕生しました。
有名な品種には黄金桃、黄貴妃(おうきひ)、黃(き)ららのきわみ等があります。
綺麗な黄色の表皮に、黄金色に輝く果肉が魅力的な品種ですが、こちらも白桃と同様に太陽を直接浴びた部分がピンク色に染まった桃も流通しています。
収穫時期は白桃に比べ遅く、8月中旬以降をメインとして店頭に登場します。
黄桃は果肉が硬く甘みは白桃と比較すると弱いため、主に缶詰に利用されてきましたが、栽培過程で突然変異して生まれた品種の中で甘みが強い桃が誕生し、生食としても楽しまれるようになってきました。
黄金桃はまさにその甘みの強い黄桃の1つです。
川中島白桃の栽培過程において長野県で生まれた品種で、白桃の濃厚な甘さやたっぷりの果汁といった特徴を持ち合わせています。
種類別 黄桃の特徴と価格
ここからは黄金桃をはじめとした生食に向いている黄桃について、いくつか種類をご紹介します。 生食向きの黄桃は親に白桃がいて、どれもジューシーでたっぷりの甘さを持ち合わせています。 特徴を知って自分好みの黄桃を探してみましょう!
黄桃の価格って?
生食に向いている黄桃は何種類もありますが、いずれも平均価格は一玉あたり600円ほど。
市場では2kg、3kgの箱単位で販売されることも多いですが、その場合の金額は5,000円前後です。 あくまで平均価格で、販売ショップや桃の大きさ、品質で値段にかなり差が出ます。 これは黄桃に限らず、フルーツ全体で共通しています。
商品が「規格外」と表記されている場合は控えめのお値段に、反対に「特秀品」なら倍以上の価格に膨れ上がった高級品となることもあります。 ご自宅用なのか贈答品なのか、使用用途に合わせて商品を選択するようにしましょう。
生食向きのブランド黄桃 5選
ここからは生食に向いているブランド黄桃を5つご紹介します! サイズや実離れに差がありますので、ご自分の好みの黄桃を探してみてくださいね。
①黄金桃
「川中島白桃」から生まれた「黄金桃」は、主に原産地の長野県で栽培されています。 次いで山形県、福島県、山梨県と、日本の様々な所で収穫できる品種です。 その見た目から「ゴールデンピーチ」とも呼ばれています。 販売時期は主に8月中旬〜9月中旬で黄桃の中では早め。
1玉あたり約250~300gと、大玉の品種です。
②黄貴妃
「ゆうぞら」という白桃から生まれたのが「黄貴妃」です。 主に福島県で栽培され、ふるさと納税の返礼品としても注目されています。 黄金桃よりやや硬い果肉で、桃とマンゴーを混ぜたようなとろける味わいと南国のような香りが魅力的です。
販売時期は8月下旬〜9月下旬で、1玉あたり平均して300~350gとかなり大玉の品種です。
③黃ららのきわみ
「川中島白桃」と「ゆうぞら」をかけあわせた「黄ららのきわみ」。 主な生産地は福島県で、 ふわりと香る爽やかな桃の香りが魅力的。 販売時期は 9月上旬〜9月下旬と黄桃の中でも遅め。 1玉あたり平均して300~400gと、今回紹介する5つの品種の中で最大の品種です。
④滝ノ沢ゴールド
「黄金桃」を接木して育てた中で生まれたのが「滝ノ沢ゴールド」です。
主な生産地は長野県で、独特の甘い香りとねっとりした食感が特徴。 親である黄金桃と比較すると種に実が残りやすくなっています。
販売時期は主に8月上旬〜下旬と黄桃の中では早め。
1玉あたりの大きさは250~300gと大玉の品種です。
⑤スウィート光黄(こうき)
白桃の品種である「まなみ」と「ゆうぞら」から生まれたのが「スウィート光黄」。
主な生産地は福島県、山形県で、しっかりとした果肉のため歯ごたえがあるのが特徴です。
果肉に赤いさしが入っているのも、他の品種と比べると珍しいポイント。
販売時期は主に8月中旬〜9月上旬と、比較的遅めです。
1玉当たりの大きさは250~300gと大玉の品種となっています。
硬い桃はひと玉ずつ紙に巻いて追熟
黄桃は硬い桃のため購入後も比較的長く楽しむことができます。
そのため贈り物としても人気の高い果物です。
保存の際には冷蔵庫に入れず、常温の冷暗所で保管します。
可能であれば、1玉ずつ新聞紙やキッチンペーパーなどで巻きましょう。
桃は乾燥に弱いため、こうすることで乾燥を防ぎながら美味しく追熟できます。
冷蔵庫がNGな理由
桃は低温障害を起こしやすい果物なので、冷蔵庫での長期保存は避けましょう。
甘みや香りが損なわれたり、乾燥で果肉がぼそぼそしたりします。
宅配便で郵送された桃はクール便で届くこともありますが、ご家庭での冷蔵保存は控えましょう。 冷やすのは召し上がる1~2時間前限定にしてください。
冷蔵庫でなくても、皮を剥く前に氷水に15分付けるだけでも冷やすことができますよ。
長期保存には冷凍保存もおすすめです。
冷凍保存した桃はスイーツなどに調理して食べるのがおすすめですので、活用方法はこちらの記事をご覧ください。
美味しい黄金桃の見分け方や食べ方はこちらから! ぜひ併せてご覧ください。
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