代表的な紅茶の種類一覧!おすすめの茶葉や美味しい飲み方も解説

ダージリンやアッサム、ウバなど、紅茶にはいろいろな種類が存在しています。
では、これらの違いがいったい何から生まれるのかを皆さんはご存じでしょうか?
今回の記事では、紅茶の有名な種類や特徴、美味しい飲み方など、より紅茶を楽しむための情報を詳しく解説します。
紅茶の種類は「産地」と「飲み方」で覚えると分かりやすい

まずは、紅茶の種類について見ていきましょう。
紅茶専門店はもちろん、スーパーの紅茶コーナーにもさまざまな名前の紅茶が並んでいますが、これらはどんな違いがあるのでしょうか。
紅茶の味や香りは産地によって大きく変わる
紅茶は「世界で最も消費されているお茶」といわれています。
生産地も世界中に広く存在していますが、特に主要産地として知られているのがインド、スリランカ、中国、ケニアです。
紅茶のイメージが強いイギリスは、意外にも主要産地に含まれていません。
それどころか英国ではほとんど生産が行われていないのです。
【紅茶栽培に向いている環境】
- 気候…温暖
- 雨量…多い
- 標高…高い
- 日照時間…長い
イギリスという国は北緯50度付近にあり、基本的に日照時間が比較的短い国です。
高緯度のわりに温暖な気候ですが、高地があまりなく標高は全体的に低め。
年間を通して雨が降りやすいものの、降水量はあまり多くありません。
つまり紅茶栽培にはあまり適していないといわれています。
その反面、インドやスリランカ、ケニアといった国々は赤道に近いため、温暖で雨量が多い熱帯気候です。
山脈があって標高が高く、日照時間も長いため、栽培に適した環境がしっかりと整っています。
中国はこれら3つの国に比べ北側に位置していますが、もともと緑茶や烏龍茶などのお茶生産量が多い国なので、紅茶に加工できる茶葉の量が多いのです。
このように主要産地の国々は温暖で雨が多く、日照時間が長いという共通の特徴があります。
しかし、標高や土壌、気温差などの細かい条件は異なります。
この環境の違いによって、紅茶の味わいや香りが変化し、品種の魅力となっていくのです。
ストレート・ミルク・アイスごとに向いた茶葉がある
紅茶は渋みやコク、香りの強さによって、適した飲み方があるのをご存じでしょうか。
日本でもよく目にするストレートティー、ミルクティーなど、飲み方別に表でチェックしてみましょう。
| 飲み方 | 特徴 |
|---|---|
| ストレートティー | 香りが華やかで、渋みやコクがマイルド |
| ミルクティー | 香りが強く、渋みやコクが強め |
| レモンティー | 香りが控えめ、渋みやコクがマイルド |
| アイスティー | 渋みが控えめ、クリームダウン(※)しにくい ※冷やすことで色が白く濁ってしまう現象 |
産地によって渋みや香り、コクなどのポイントがありますが、よく分からないときはパッケージや商品紹介に記載されたレシピをチェックするのもおすすめです。
紅茶専門店では、産地や特徴で分けて並べたり、品種の魅力をグラフにして表示していることもあります。
紅茶の個性と自分の好みを照らし合わせながら、その日の気分に合った商品を探してみましょう。
【産地別】代表的な紅茶の種類一覧とおすすめの飲み方

ここからは普段からよく目にする、紅茶の代表的品種についてピックアップし説明いたします。
どれも有名な種類ですが、どんなものか詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか?
紅茶の品種は茶葉の分類や、加工方法などの違いから生まれています。
ダージリン(インド)|華やかな香りと上品な渋み
ダージリンは、紅茶の王道といっても過言ではないほど有名な品種です。
ダージリンは、ウバ・キーマと合わせて「世界三大紅茶」と呼ばれています。
主な原産国はインドで、ヒマラヤ山脈にあるダージリン地方で生産されています。
一般的には「オーソドックス製法」という加工方法で製造され、茶葉の形は葉っぱをねじったような細長いものが多くなっています。
最大の特徴は、マスカットのようにフルーティーで豊潤な香りです。
豊かな香りから「紅茶のシャンパン」とも呼ばれています。
ダージリンは茶葉を摘み取る時期によって「ファーストフラッシュ」「セカンドフラッシュ」「オータムナル」という名称がつけられています。
香りや味わい、渋みが異なるため、それぞれにファンがついているほど。
特に「セカンドフラッシュ」は味と香りのバランスがよく、鮮やかな水色が魅力で、最高級品として知られています。
香りが豊かなダージリンは、ストレートで飲むのがおすすめです。
アッサム(インド)|濃厚なコクと芳醇な香り
アッサムもよく耳にする品種のひとつです。
主な原産国はインドで、ブラマプトラ川周辺にあるアッサム地方で生産されています。
紅茶の歴史としても古く、1823年にはアッサム地方でロバート・ブルースによって自生の茶樹(アッサム種)が発見されました。これが、インド紅茶のはじまりとされています。
アッサムは主に「CTC製法」と呼ばれる方法で製造されます。
茶葉を細かく砕いたあと、ぎゅっと丸めることで粒状に仕上げる製法です。
茶葉が持つ香りが強く、適度な渋みと濃いコクがポイント。
なにも入れなくてもほんのりと甘い風味を感じるので、ミルクティー向きの品種です。
スパイスともよく合うため、チャイにするのもおすすめの茶葉となっています。
ウバ(スリランカ)|メントールのような香りと爽快な渋み
紅茶好きの間で有名なのが、ウバという品種です。
主な原産国はスリランカ、なかでも南東部にあるウバ地区を中心に生産されています。
「ローターバン製法」で作られ、細かく粉砕された形状が特徴的です。
ウバは「まるでメントールのよう」と称されるほど、強くて爽やかな香りが持ち味。
香りを楽しめるストレートティーがおすすめですが、渋みも比較的強いためミルクともよく合います。
またウバには「ゴールデンリング」と呼ばれる現象があります。
これはカップに紅茶を注いだときに内側の縁にできる黄金色(ゴールデン)の輪(リング)のことを指しています。
ゴールデンリングがくっきりと浮かぶウバは品質が良いといわれ、その色合いを楽しみたくてストレートティーを選ぶ人も少なくありません。
キーマン(中国)|スモーキーな味わい
キーマン(キーモン、キームンとも呼ばれる)は世界最大のお茶の生産地である中国で誕生した品種です。
主に中国南東部にある安徽省祁門県で生産され、スモーキーな味わいがポイント。
キーマンはダージリン同様「オーソドックス製法」で製造されています。
口に入れると蘭やバラに似た香りが広がり、優雅な味わいを堪能することができます。
生産量が最も少ないため希少な品種としてもよく知られる紅茶です。
特有の風味と、ややオレンジがかったきれいな水色を目で楽しむためにも、ストレートティーがおすすめ。
また、タンニンの含有量が少なくクリームダウンしにくい品種でもあるため、ホットだけでなくアイスティーにするのもよいでしょう。
紅茶にはほかにも、セイロンやディンブラ、ニルギリ、ジャワなど、有名な品種が豊富です。
興味がある方はぜひ、どんな産地で作られどのような特徴があるのか、調べてみてはいかがでしょうか。
厳密に言うと紅茶ではないフレーバーティー

紅茶専門店ではオーソドックスな品種のほかにもさまざまなフレーバーティーが販売されていますが、紅茶とフレーバーティーの違いについて知っていますか?
紅茶とは農園で栽培・収穫した茶葉を発酵・乾燥させたそのままの状態を指し、フレーバーティーは出来上がったお茶に香りをつけ足したものを総称しています。
例えばカフェやコンビニ、自販機などでもおなじみの「アールグレイ」。
アールグレイは紅茶ではなく、実はフレーバーティーなのです。
ベースとなるリーフにベルガモットオレンジで柑橘系の香りをプラスした商品のことを、アールグレイと呼んでいます。
フレーバーティーに組み合わせる香りは、フルーツや花、特定の食品の香りなど、多岐にわたります。
- フルーツ
紅茶に香り付けをする果実としては、りんごやマスカットが代表的です。
フルーツの香りがつけられた茶葉は「アップルティー」「マスカットティー」などと名付けられて販売されています。
- 花
花の香りがついたお茶も、いろいろな種類があり人気です。
さくらやミント、金木犀など春夏秋冬を感じられる香りも多く、花の咲く季節の期間限定商品としても販売されています。
- 食品
食品を加えたフレーバーは少し個性的。
チョコレートやキャラメル、バニラといった甘いスイーツを始めとする食品から、ジンジャー(生姜)やシナモン、カルダモンといったスパイスやハーブなど、味をダイレクトに感じやすいフレーバーになります。
フレーバーティーのベースとして使用される紅茶はいろいろありますが、後付けする香りを邪魔せず美味しく仕上がるよう、深い風味を持つ紅茶よりもシンプルな味わいの紅茶が選ばれます。
ケニア地域で生産される紅茶はクセがあまりなく口当たりがすっきりとした味わいのため、フレーバーティーに使用されることも多いです。
またひとつの品種だけでなく、複数の品種をブレンドして使っていることもよくあります。
飲みやすい!紅茶初心者におすすめの「有機テアフラビン和紅茶」

ココロファームでは「有機テアフラビン和紅茶」を販売しています。
和と名の付く通り、日本で栽培・製造されたブランド紅茶で、静岡県にある提携茶園で手間暇かけて作っています。
砂糖を入れなくても舌触りが非常にまろやかで、甘みを感じられる繊細な味わいが魅力です。
老若男女問わず飲みやすいと人気の商品となっています。
有機栽培品なので、健康志向の強い人へのギフトにもぴったり。
紅茶初心者でも気軽に飲むことができるよう、お湯を注ぐだけの手軽なティーバッグでご用意しています。
1袋からお気軽にお試しいただける有機テアフラビン和紅茶。
毎日たっぷり飲みたい場合は、3袋セットも用意しています。
商品の詳細については、以下のリンクより通販ページに掲載のガイドをご覧ください。
紅茶は種類がたくさん!自分のお気に入りフレーバーを見つけよう

品種によって味わいが変わる紅茶も、プラスするものによって風味が変わるフレーバーティーも、日々の生活にほっとリラックスする時間をもたらしてくれます。
自分のお気に入りを見つければ、一息いれたいティータイムや、食事のあとのリラックスタイムがより豊かになるはず。
ぜひ紅茶のポイントを押さえて、自分の好みに合ったフレーバーを探してみてはいかがでしょうか?

