桃のカロリーや糖質は意外と低い！ダイエット中の方にもおすすめの食べ方を紹介
日々の食事で糖質を気にしている方は多いものです。
その目的は健康維持やダイエット等、人によってさまざま。
食べる前に糖質量をチェックしているケースも少なくありません。
食品の中でもフルーツは美容によいイメージがありますが、甘みが強いため糖質が高いと思われている食品の1つです。
実際のところ、果物に含まれる糖質量はどの程度なのでしょうか？
今回はこれから旬を迎える桃に焦点を当てて、含まれる糖質の量やおすすめの食べ方についてご紹介します。
桃のカロリーは100gあたり38kcal
まずは桃のカロリーをチェックしていきましょう。
桃100gあたりに含まれるカロリーは38kcalとされています。
桃Mサイズ1個あたりの平均重量は230ｇ程度。
そのうちの果皮や種を除いた可食部は約200gです。
つまり、桃1個あたりの平均カロリーは38kcalの2倍、76kcal程となります。
他の果物と比較してみましょう。
食卓でお馴染みのフルーツと言えば、りんごやバナナ。
りんごは1個（300g）あたり168kcal、バナナは1本（200g）あたり186kcalが平均値です。
このように比較してみると、同じように強い甘みを持つ果物でも、種類によってカロリーが大きく異なることが分かります。
カロリーはその食品に含まれるタンパク質・脂質・糖質から計算されるので、甘さだけで判断できません。
摂取カロリーをコントロールしたい場合は、食品別にしっかりと調べて、食べる重量に応じて正しい数値を算出するとよいでしょう。
ダイエットに関する桃の情報は、ココロファームの公式サイト内「フルーツコラム」でもご紹介しています。
以下のリンクよりご覧ください。
桃は糖質も低いので夏のおやつに最適
続いては糖質についてチェックしていきましょう。
ダイエットといえばカロリーを気にしがちですが、最近は糖質も注目されています。
糖質が多い食品を食べると血糖値が上がり、太りやすくなるといわれているからです。
桃100gあたりに含まれる糖質は8.4gとなっています。
したがって可食部1個（200g）あたりの糖質量は16.8g程です。
先程と同様に、りんご・バナナと比較していきましょう。
りんご1個に含まれる糖質は38.7g、バナナ1本に含まれる糖質は38.8gでいずれも桃の約2倍です。
どちらも桃と同じように甘い果物ですが、糖質量にも差があることが分かります。
桃に含まれる栄養素は健康管理の味方にも
数値で分かるように、桃は果物の中でも比較的低カロリー・低糖質です。
そのため、ダイエット中でも食事に取り入れやすい食品と言えます。
それに加えて、桃には体にとって嬉しい栄養も豊富です。
例えば桃に多く含まれている「ペクチン」。
ペクチンは食物繊維の一種で、整腸作用を持ち便通改善に役立つ成分です。
他にもコレステロールを抑える効果がある優れもの。
ダイエット中の体型管理にも嬉しい成分と言えます。
続いては「カリウム」です。
カリウムはミネラルの一種で、体内にある余分なナトリウム（塩分）や水分を排出するサポートをしてくれる栄養素。
この働きによってむくみが解消され、体型管理に一役買ってくれます。
桃は他にも美容や体の抵抗力向上に必要な「ビタミンC」、エネルギーの生成や代謝をよくする「ナイアシン」といった、体にとって欠かせない成分を含むフルーツです。
ダイエットや体調管理のためにも、積極的に桃を食べたいですね。
ただし、食べ過ぎには注意してください。
1個あたりのカロリー・糖質が低くても、2個、3個と食べ過ぎてしまえば本末転倒です。
1日1個までを上限とし、美味しく召し上がるのをおすすめします。
桃が持つ栄養価については、以下の関連記事でさらに詳しく解説中なので、合わせてご覧ください。
桃の缶詰はカロリー・糖質が2倍のため要注意
健康・体型管理のためにもおすすめの桃ですが、1点注意してほしいポイントがあります。
それは、ここまでご紹介したカロリーや糖質は全て「生食の桃」に関する情報だということ。
桃は旬の季節を過ぎると店頭であまり見かけなくなります。
そのため、秋から春にかけて桃を食べたくなったら、缶詰の桃を利用することに。
缶詰の桃は保存性をよくするため、生の桃を砂糖等で作ったシロップで甘く煮ています。
カロリーや糖質は、生食と比較すると2倍の数値になるのです。
生の桃1個（200g）あたりではカロリーが76kcal、糖質が16.8gですが、缶詰（200g）になると164kcal、33.2gとそれぞれ約2倍にもなります。
それでもりんごやバナナと同等程度ですが、生の桃と同じくらいと考えて食事に組み込むと倍のカロリーを摂取してしまうことを忘れないでください。
カロリーや糖質を管理する場合は、食品ごとに必ず数値を確認することを心がけましょう。
ダイエット中でも食べられる！桃のアレンジレシピ
ダイエットや健康管理に積極的に摂り入れたい生の桃。
新鮮な桃はもちろん生食が一番ですが、定期的に取り入れるとなると飽きてしまうこともあります。
そんなときにおすすめなのが、桃を使ったアレンジレシピです。
ここからは、お子さんでも簡単にできる桃を使った料理をご紹介します。
フローズンピーチ
まずはフローズンピーチをご紹介します。
材料は桃（1個）、レモン汁（大1）、水（150cc）の3つだけで、とてもシンプル。
手順も少ないので、夏休みのおやつにぜひお子さんとチャレンジしてみてください。
【作り方】
- 桃の皮を剥いて種を取り、好みのサイズにカットする
- 水にレモン汁を入れて変色予防のレモン水を作り、カットした桃の果肉を10分漬ける
- 桃を取り出して余分な水分を取り除き、ラップで包んだらジップロックなどの保存袋へ入れる
- 冷凍庫で半日以上凍らせる
桃はくし切りや角切り等、どんな形でもOKです。
おすすめはカットの前に皮を湯剥きして半分に割り、種を取った状態で冷凍する方法です。
種のあった穴にバニラアイスを乗せてはちみつをかけると、大きな果実がインパクト抜群なシャーベットスイーツに変身します。
我が家ではこれが夏の定番人気デザートです。
ホイップやカラースプレー等、色々用意して楽しんでみてはいかがでしょうか？
カルピスピーチ
続いてご紹介するのはカルピスピーチです。
用意してほしいのは、桃（1/2個）とカルピスの原液だけ。
変色予防のレモンは不要です。
【作り方】
- 桃の皮を剥いて種を取り、1口サイズにカットする
- カットした桃の果肉を保存袋に入れ、隠れる程のカルピス原液を入れる
- 冷凍庫で3時間以上凍らせる
桃の他にもお好きなフルーツ（生）を加えてOKです。
ポイントは、カルピスの原液を使うこと。
カルピスの原液は凍らせてもカチコチにならないという特徴があり、ジェラートのような味わいを楽しめます。
原液の味を変えることで味変も可能です。
カルピスを使用する分カロリーや糖質は上がりやすくなりますが、気軽に作れるデザートとしてチャレンジしてみませんか？
たまのお楽しみとして取り入れてみてください。
桃のヨーグルトサラダ
最後は桃のヨーグルトサラダをご紹介します。
材料は桃（1/2個）とレモン汁（大1）、水（150cc）、ヨーグルト（100g程度）の4点。
ヘルシーさを重視するなら無糖ヨーグルトを使ってください。
【作り方】
- 桃の皮を剥いて種を取り、1口サイズにカットする
- レモン汁と水を合わせ、カットした桃の果肉を10分程度漬ける
- 桃を取り出して水気をよく切り、ヨーグルトと和える
ヨーグルトは水切りすると食べ応えがUPします。
もちろんギリシャヨーグルト等を活用してもOK、自分の好みに合わせてアレンジしてみてください。
私のおすすめはクリームチーズと合わせるアレンジです。
クリームチーズをなめらかになるまで泡だて器で練っておき、少しずつヨーグルトを加えます。
好きな固さになるまでヨーグルトを足したら、桃と合わせて完成です。
腹持ちがよく、ヨーグルトの酸味がおさえられる上に、レタス等の葉物野菜との相性もよいので朝食にもぴったり。
夜のうちにクリームチーズを練っておくと、朝の時短にもなります。
桃のアレンジ調理法は他にもあるので、関連記事内のレシピもチェックしてみてください。
そのまま食べてもアレンジしても美味しいCOCORO FARMの桃
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暑い夏は美味しい桃でエネルギーチャージ！
夏の健康維持には、こまめな水分・栄養補給がとても重要です。
暑さのせいで食欲が落ちたり、水分を摂るのもおっくうになったりしがちですが、そんなときこそ桃の出番。
水分たっぷりで香りや甘みが強く、それでいてヘルシーな桃で、効率的にエネルギーをチャージしていきましょう。
暑い季節を毎日元気に過ごすために「1日1個の桃」を食べる習慣を、取り入れてみてはいかがでしょうか？
生食やアレンジレシピ等、色々な食べ方で桃を楽しんでみてください。