南信州産「市田柿」はお取り寄せできる？農園の直販や通信販売で全国発送
晩秋の時期になると、南信州の農園では、特産品の干し柿「市田柿」が販売され始めます。
農園の方の手で丹精込めて生産された「市田柿」は、通信販売でお取り寄せが可能です。長野県の各農園から全国のお客様にお届けしています。
この記事では、市田柿や農園での直販について、解説していきます。
ぜひこの時期だけの味覚をお取り寄せして、この時期だけの美味しさを味わってみてくださいね。
最上級の干し柿「市田柿」とは
市田柿とは、南信州の下伊那地方の市田地域で栽培された渋柿および、これを干したものをいいます。
その歴史は古く、約600年ともいわれており、2016年にGI(地理的表示)に登録された南信州の名産品です。日持ちの効く保存食として、長く親しまれてきました。
「市田柿」はひとつひとつ農園の方の手作業でもいだものを、皮を剥いて自然の光と風を当てて、じっくり乾燥させて作られます。昔ながらの製法は今も受け継がれているようです。「市田柿」の美味しさはこの自然の温度と湿度により、作られています。
「市田柿」の生産が盛んな「伊那谷」は、干し柿作りに好条件な土地。
天竜川からの川霧が天然の加湿器となり、自然で濃厚な甘さと独特のもっちりした食感に仕上がります。市田柿が軒下につるされ乾燥させる風景は「柿すだれ」と呼ばれ、秋の風物詩となっています。
さらに干された柿は、柿もみ機でもまれ、粉出しが行われます。もみ出された干し柿には白い粉が見られます。白い粉は干し柿の表面に自然ににじみ出たもので、柿霜(しそう)と呼ばれる糖分の結晶です。柿霜が、「市田柿」のやさしい甘さを作り出しているのです。
自然が作り出した上品な甘さと、断面の飴色の果肉が特徴の市田柿は、柿本来の美味しさを味わうことができると評判です。栄養価も高く、ヘルシーな自然食として人気が高まっています。
農園での直販について
南信州の長野県にある各農園では、市田柿の直接販売を行っています。「市田柿」は全国どこからでもお取り寄せすることが可能です。
美味しい「市田柿」を味わいたいなら、農園の直販がおすすめです。高品質のものほど市場にはあまり出回りません。農園直販のものは品質が保証されていますし、何より新鮮です。
りんごの収穫を終えた時期に、干し柿の予約注文を受け付けします。
ホームページで詳しい案内をしていますので、ぜひ下記より詳細をご確認ください。
ココロギフトでは、贈答用の品を中心に販売中です。
2021年度分の注文も既に承っています。年内の注文は12月20日までで、年内発送は12月20から12月25日まで順次行い、年明けの発送は1月10日～2月10日のお届け予定です。
よく確認して、注文しましょう。
購入方法は、ホームページから新規会員登録をしたあと、カートに入れた商品を決済します。
支払い画面にて、決済方法を選んで完了すればOKです。ご不明な点はお問い合わせフォームや電話などで、お問い合わせください。
市田柿だけでなく、りんごや桃等の美味しい旬の果物も販売していますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
期間限定品の干し柿「市田柿」
「市田柿」を販売している農園の中には、出来る限り品質の良いものをそのまま召し上がっていただきたいと、冷凍保存を一切しないところもあります。
冷凍保存しない場合は、販売期間も短く、12月中旬から1月末までとなっています。
通年お取り寄せできるところもありますが、商品がなくなり次第終了となるところも少なくありません。1年のちで今の時期しか味わえない限定品です。
旬のものほど希少価値が高く、絶品ですので、ぜひご賞味ください。
干し柿は一般的に日持ちするとされていますが、「市田柿」の賞味期限は、脱酸素剤を入れて密封した状態のものが常温で60日となっています。
保存状態によっては、固くなったり、カビが生えやすくなったりします。表記されている賞味期限を確認し、保存方法に気を付けて保管するようにしましょう。
ご家庭で冷凍保存される場合は、6か月を目安にお召し上がりください。
まとめ
「市田柿」は南信州を代表する干し柿です。「市田柿」の栽培の歴史は古く、長く親しまれてきました。
自然を利用して生産された「市田柿」は、やさしい天然の甘さと独特のもっちりした食感で、飴色の果肉が美しいと評判です。上品な味わいから贈答用としても喜ばれています。
「市田柿」は、全国からお取り寄せができ、農園の直販でも取り扱っています。時期が限られるため、早めにホームページなどで情報をチェックしておきましょう。
温度や湿度に弱いため、品質や美味しさを損なわないよう保存方法に気を付けることが大切です。購入先のサイト上での注意事項や内容も購入前に確認しておきましょう。
期間限定の希少な品です。ぜひ自然の恵みが与える「市田柿」を堪能してみてくださいね。