農家直伝!絶品りんごジャムの作り方・レシピを紹介!

農家直伝!絶品りんごジャムの作り方・レシピを紹介!

私たちの食卓にとって、身近な果物であるりんご。
生で食べるのはもちろん、食材として加工しても美味しい栄養満点のフルーツです。
今回は、実際に農家の台所でも作られている「りんごの簡単手作りジャム」のレシピを紹介します。
自家製ジャムは甘さや形状を自分好みに仕上げられるのが魅力です。
今年の冬は手作りのりんごジャムで、甘く心あたたまるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

農家が作るりんごジャムの基本レシピ

農家が作るりんごジャムの基本レシピ

まずは、りんごジャムの基本の作り方を解説します。
調味料は身近にあるものだけなので、気軽にチャレンジできるレシピです。

材料(りんご4個分)

  • りんご…4個(可食部約1kg)
  • 砂糖…300g
  • レモン汁(お好みで)…大さじ3~5

りんご4個分の分量を記載しましたが、守っていただきたいポイントは「りんごの重量に対し、砂糖は30%(りんごの重量×0.3で算出可能)」にすることです。
りんごの重量さえ分かれば、何個でも同じ比率で作れますよ。
レモン汁は「変色予防」のために使うことが多い材料ですが、ジャムの場合はカットしてすぐに調理するため必須ではありません。
近年のりんごは品種改良によりとても甘いものが多いので、酸味が強いさっぱりとしたジャムに仕上げたい時、レモン汁をプラスするくらいでOKです。
また、砂糖ははちみつに置き換えても構いません。
その際、分量は以下の式を活用し計算することができます。

  • 砂糖の量÷1.3=はちみつの量

そのほか、できあがったジャムを入れる保存容器をあらかじめ用意しておきましょう。
瓶容器やタッパー、ジッパー袋など、ご自宅にあるものを使用してください。
瓶容器の場合、あらかじめ煮沸消毒しておくと、安心して保存できます。
手作りジャムを大量に作って大きな容器に保存すると、開封後の味の劣化やカビの発生リスクが高まるので、できるだけ小分にするのがポイントです。

作り方

ここからは作り方を紹介していきます。
ゴロゴロとした果肉感を残すのか、とろっとなめらかに仕上げるのか――お好みに合わせてアレンジしてみてください。

  1. りんごは果皮をむいて芯を取り除き好みの大きさにカットする。くし切り、いちょう切り、角切り、すりおろしなど、仕上がりイメージに合わせてOK!
  2. 鍋に①を入れてレモン汁と砂糖を加え、全体にまぶす
  3. ふつふつとするまで中火で加熱する
  4. ふつふつしたら弱火にして、30分~1時間ほど煮込む
  5. 火を止めて粗熱を取ったら完成。保存容器に入れて冷蔵庫で保存する

以上が基本の作り方です。
煮詰める時間はあくまでも目安で、使用用途に合わせて水気や果肉の硬さを調整してみてください。
ここからは、時間があるときにぜひ試してほしい “さらに美味しく仕上げるコツ” をご紹介します。

砂糖を入れたら30分くらい置いておく

砂糖を入れて混ぜ合わせたあと、時間を置くとりんごから水分が出てきます。
水が出た状態で火にかけると、鍋底が焦げ付きにくくなるため、失敗もしにくいです。
時間に余裕があるときはもちろん、料理が苦手な方はぜひ試してみてください。

皮を一緒に煮る

むいた皮は捨てずに利用し、一緒に煮込むのがおすすめ。
薄いピンクに色付いた、可愛いジャムになります。
その場合、アクが出やすくなるのでキッチンペーパーで蓋をして煮込みましょう。
皮が煮崩れる前に取り除くのを忘れないようにしてください。

火を使わずに電子レンジを使って作ることも可能です。
その場合、耐熱容器にりんごと砂糖を入れて、柔らかくなるまで様子を見ながら加熱してください。
ときどき混ぜると焦げ付き予防にもなります。

手作りりんごジャムの保存は冷蔵庫で約2週間

手作りりんごジャムの保存は冷蔵庫で約2週間

手作りしたりんごジャムは、作ってから2週間以内を目安に食べきるようにしましょう。
特に砂糖少なめで作ったジャムは傷みやすいため、開封したらなるべく早く食べ切るように注意してください。
小分けに封入しておけば空気に触れる回数が減るので、傷みを予防できます。
たくさん作った場合は冷凍保存することで、さらに保存期間が長くなります。
冷凍保存したジャムは、未開封の場合1ヶ月ほど保存可能です。
ラップや製氷トレー、ジッパー袋に入れて小分けに取り出せるようにしておくと、使い勝手が良くなります。

ジャムにもおすすめのCOCORO FARMのりんごたち

ジャムにもおすすめのCOCORO FARMのりんごたち

現在COCORO FARMのオンラインストアで販売しているりんごは、どれも糖度が高く甘くて美味しい品種ばかりです。
生食はもちろん、ジャムに加工しても美味しく楽しむことができます。
りんご自体の甘みが強いため、砂糖やはちみつの使用量は少なめでもしっかりと甘さを感じられるのが嬉しいですね。
ただし砂糖は保存性を高めて、傷み防止する役割もあります。
少なめにした場合、保存期間は短くなりますので注意してください。

とっても甘い「ぐんま名月」

すっぱいイメージが強い青りんご。
ぐんま名月はそのイメージを一掃してくれる、甘みたっぷりの青りんごです。
日光を多く浴びた部分が、美しく赤く染まるのが特徴。
果肉に蜜が入りやすいことでも知られていて、秋から冬にかけてギフトとしても人気が高くなっています。
黄緑と赤のコントラストが映えるぐんま名月の販売期間は、2025/10/31まで。
この機会にぜひお買い求めください。

シャキシャキの食感が楽しめる「サンふじ」

りんごの品種として有名な「ふじ」。
ふじは袋掛けして育てる種類と、袋掛けせず育てる種類があります。
袋掛けをせず直射日光を浴びて育ったのがサンふじで、凝縮した甘味と芳醇な香りが魅力です。
果肉が硬めでシャキシャキとした食感が魅力的な品種なので、ジャムに加工する際は大きめにカットしあえて食感を残してみましょう。
COCORO FARMでは2025/12/21まで販売を行う予定です。
プレミアム、特秀、家庭用と規格別に購入いただけます。
今回は贈答用としても自宅用としても人気が高い特秀へのリンクを掲載いたしました。
キロ数によって価格が変わりますので、詳しくは商品の情報ページをご覧ください。

りんごジャムの作り方はアレンジいろいろ!

りんごジャムの作り方はアレンジいろいろ!

今回紹介したりんごジャムは、アイデア次第でいろいろな食べ方が楽しめます。
ジャムはバターとの相性が良いので、朝ごはんの定番・トーストやパンにのせて食べるのはもちろん、ヨーグルトやシリアル、プリン、ゼリーなどにのせるのもおすすめです。
お菓子作りが好きな方なら、クッキーやパウンドケーキに混ぜて焼いたり、のせて食べたりといったアレンジをするのも楽しいのではないでしょうか。
旬の季節を迎えたりんごのいろいろな魅力を、様々な食べ方で味わってみてください。