ブランド柿「市田柿」最新おすすめ人気ランキングをご紹介
南信州伝統の干し柿「市田柿」は、濃厚で上品な甘さが特徴です。
高級和菓子と謳われており、高い品質を誇っています。
市田柿は通販などでお取り寄せすることができ、お歳暮の品としても人気です。
そこでこの記事では、市田柿の売れ筋商品をご紹介します。
大切な方へ日頃の感謝の気持ちを込めて、「市田柿」を贈ってみませんか。
今に伝わる懐かしい味の干し柿「市田柿」
「市田柿」は信州に昔から伝わる伝統の和菓子です。ここでは「市田柿」の製法や他の干し柿との違いなどについて、見ていきましょう。
伝統の味を守る「市田柿」
南信州の特産品でもある「市田柿」。長野県下伊那郡高森町の市田地域で栽培されている渋柿、及びこれを干した柿を「市田柿」といいます。
その栽培の歴史は500年以上とも言われ、古くから冬の保存食として用いられてきました。2006年にJAみなみ信州と下伊那園協が共同出願し、県下初の地域ブランドに認定されています。さらに2016年にはGI(地理的表示)保護制度に登録されました。
収穫を急がず、樹上で過熟になった柿を加工するなど、日々の栽培管理を徹底しています。農家の方の努力とJAの指導により、「市田柿」の高い品質が保たれているのです。
「市田柿」は地域限定で栽培されているため、お取り寄せするのが一般的。「市田柿」は知る人ぞ知る伝統の味ですが、その知名度は全国に広まりつつあります。
昔ながらの製法で作る「市田柿」
「市田柿」の昔ながらの製法は今も変わりません。
収穫して皮を剥いた渋柿は、干し場に吊るして、自然の光と風に当てて、じっくり乾燥させます。オレンジ色の柿すだれが幾重にも並んでいる様子は、この地方の秋の風物詩です。
乾燥する工程が「市田柿」の仕上がりを左右します。下伊那地方の自然の気候を利用して、適切な温度と湿度を保った中で乾燥させることで、美味しい市田柿を作り出しているのです。
下伊那地方は自然豊かな土地。東西を中央アルプスと南アルプスに挟まれた「伊那谷」、その間を天竜川が流れています。この天竜川から湧き上がる川霧が天然の加湿器の役割を果たし、「市田柿」独特のもっちり、ねっとりとした食感に仕上がるのです。
時間をかけて乾燥させたあとは、柿揉み機で揉んで、粉だしをします。揉み出された白い粉は、「柿霜(しそう)」と呼ばれる柿から染み出た糖分の結晶です。この柿霜が「市田柿」のやさしい甘さの源になっています。
他の干し柿との違い
干し柿は、「ころ(枯露)柿」と「あんぽ柿」に大別されます。市田柿は「ころ柿」の一種です。それぞれの干し柿の違いは、製法と水分量にあります。
あんぽ柿は、通常の干し柿よりも水分を残し、しっとりした口当たりが特徴です。中はとろっとした半生の状態になっています。
天日干しまではころ柿と同じですが、そのあと遠赤外線で水分が50%になるまで調整して作られます。硫黄で燻製して乾燥させる独特の製法をとることで、羊羹のように柔らかくシューシーな食感です。水分量が多いため、あまり日持ちしません。
ころ柿は、天日干ししたあと、揉み出し作業をし、同じ工程を栗射返します。水分が20~30%になるまで乾燥しているため、実はしまってやや固めです。筵むしろの上で転がしながら乾燥することから、ころ柿と呼ばれるようになったとされています。実に白い粉を纏っているのが特徴です。
「市田柿」の栄養価
一般的に果物を乾燥させたドライフルーツは、栄養価が高いです。市田柿も、豊富な栄養素を含んでいます。β-カロテンは生柿の4.5倍、その他にもカリウム、食物繊維、タンニンなどを含みます。
特にポリフェノールの一種であるタンニンの含有量が高いです。タンニンは、渋柿に含まれる渋味成分ですが、干し柿にする過程で不溶性に変化して渋みを感じなくなります。
また食べ応えがあるため、満足感を得やすいのが利点です。小腹が空いた時に食べれば、お腹を満たしてくれます。ただし、カロリーや糖質量が高めなので、食べる量には気を付けましょう。
砂糖不使用の自然な甘さなので、体にもやさしいです。おやつを食べるなら、干し柿を食べることをおすすめします。栄養価が高い市田柿は、健康効果も期待できるでしょう。
高級スイーツ「市田柿」のおすすめ商品ランキング
市田柿は、お取り寄せで購入することが可能です。2021年度の予約は既に開始されていますので、ホームページなどでチェックしてみてください。
おすすめの「市田柿」
ココロファームでは、ギフトにおすすめの厳選された長野県産市田柿を販売しています。
2024年度の受け付けは2025年2月28日まで、年内発送は12月中旬頃から順次行います。年内にお届けしたい場合は、お早めにご予約ください。
また送料は660円になります。
1位 お歳暮に。個包装で最高級の市田柿を。 南信州 市田柿 白箱(特秀) ¥3,456
市田柿は長野県南信州名産品です。糖類を一切使わない自然食品として昔から親しまれている茶菓子です。
渋柿の皮を剥き、吊るして干し、乾燥した柿を揉むことによって白い粉が現れます。ココロファームで加工する約40万個の柿の中から厳選し、大きさ、色、粉の均一さにおいて特に良いものを「特秀品」として一つ一つ個包装にて箱詰めしました。
2位 高品質をセレクト 市田柿 黒箱 ¥3,564
贈答用に適した商品です。内容量は500gと700gから選べます。特秀品よりも少しサイズが小さめで、お手頃な価格です。黒い化粧箱に一つ一つ個包装され、きれいに並べられています。
3位 市田柿 自家用 300g パック ¥1,950
特秀品と加工過程は同じですが、仕上がりの見た目が少し悪い、訳あり品です。甘さはしっかりしていて、おいしさは特秀品と変わりません。袋詰めされたもので、お子様のおやつにもぴったりで、お試し用にもちょうど良い量です。
賞味期限と保存方法
市田柿の賞味期限は、製造日より60日です。直射日光、高温多湿を避け、涼しいところで保管してください。尚、賞味期限は未開封の状態での目安です。開封後は、冷蔵庫で保管し、お早めにお召し上がりください。
長期保存する場合は、密封袋に入れて、冷凍保存すると良いです。こちらは、半年を目安にお召し上がりください。解凍は、冷蔵庫で3時間程度です。電子レンジでの加熱は、避けましょう。
「市田柿ミルフィーユ」も人気
市田柿だけでなく、市田柿を使ったスイーツもあります。
市田柿ミルフィーユ(発酵バター・クリームチーズ)100g×2種×2個 ¥5,680
市田柿ミルフィーユは、市田柿とバター、クリームチーズをサンドし、重ね合わせミルフィーユ仕立てにした商品です。
希少なバターを贅沢に使用した逸品。口に入れた瞬間に、バターと市田柿が溶けあう新感覚の大人のスイーツで、とろりとした食感と絶妙な味わいが魅力です。
市田柿ミルフィーユは、冷凍便でお届けします。食べるときは、常温に戻しておきましょう。小さめにカットしたものを1~2時間おき、バターやクリームチーズがとろけたら食べ頃です。
まとめ
市田柿は南信州の特産品です。昔ながらの自然の気候を利用して、じっくり乾燥して作られます。
もっちり、ねっとりした独特の食感とやさしい甘さが特徴で、実には柿霜と呼ばれる、糖分の結晶である白い粉をまとっています。
市田柿は、上品な味わいと見た目から、贈答用としても人気です。
お取り寄せが可能で、収穫時期に合わせた11月頃から予約の受付けが開始されます。時期が限られるため、ホームページなどでチェックして、お早めに予約しましょう。
ギフト向けの商品は、綺麗な化粧箱に入れられ、一つ一つ個包装されています。贈り物なら、特秀や秀品の商品を選ぶと良いでしょう。ご自宅用やお試し用におすすめの、袋入りの商品もあります。
ぜひ南信州の伝統の「市田柿」のギフトを大切な方へ贈り届けましょう。