りんごは冷凍保存しよう!鮮度や味をキープできる冷凍・解凍方法を紹介します

りんごは冷凍保存しよう!鮮度や味をキープできる冷凍・解凍方法を紹介します

皆さんは普段、りんごをどうやって保存していますか?
キッチンや玄関にそのまま常温で置いたり、冷蔵庫にしまっておくという人が多いと思います。
実は、りんごは冷凍保存に適した果物です。
今回はりんごの上手な冷凍保存方法について、詳しく解説します。

【丸ごと1個】りんごの冷凍保存のやり方

【まるごと1個】りんごの冷凍保存のやり方

忙しいときは、包丁を使って切る時間さえも惜しいもの。
そんなときでも気軽にできるのが、丸のまま冷凍保存する方法です。

【冷凍方法】

  • りんごを流水でよく洗い、キッチンペーパー等で水分をしっかりと拭き取る
  • りんごを冷凍用ポリ袋に入れ冷凍庫で凍らせる

たったこれだけの手順で冷凍保存ができてしまいます。
ヘタの周りに水分が残りやすくなっているので、意識して水分を丁寧にふき取ってください。
ポリ袋はりんご1個がしっかりと収まるサイズを用意します。
何個か一緒に入れてもOKですが、その際はりんご同士がくっつかないように気をつけましょう。

【くし切り】りんごの冷凍保存のやり方

【くし切り】りんごの冷凍保存のやりかた

続いてはあらかじめくし切りにしてから冷凍する保存方法の紹介です。
丸ごと冷凍する場合と比べて冷凍時間や手間はかかりますが、解凍するだけでスイーツのように楽しめます。

【冷凍方法】

  • りんごを流水でよく洗い、キッチンペーパー等で水気を取り除く
  • 皮付きのまま好みのサイズになるようくし切りをし、芯を取り除く
  • ジッパー袋に重ならないように並べて入れ、冷凍庫で保管する

おすすめのサイズは8等分です。
冷凍時間や解凍時間が短縮され、使いやすく便利な大きさとなっています。
こちらもりんご同士が重ならないように袋に入れて、平らなところで冷凍させるのがポイント。
しっかりと凍った後は果実同士がくっつきにくくなりますので、重ねて保存してもOKです。
平らな場所が確保できない場合は、ラップの上にくし切りにしたりんごを並べ、上からもう1枚のラップで抑えればくっつきませんのでお試しください。
また、りんごはカットすると断面が空気に触れ、使う前に変色することがあります。
りんごの変色が気になる場合は、冷凍保存の前に色止めのためにレモン水へ5分程入れておきましょう。
その際は、冷凍前にしっかりと水分をふき取ることを忘れずに。

りんごのカット方法については、ココロファームの公式サイトで無料公開中のフルーツコラム内でも詳しく紹介しています。
くし切り以外にも、コラムで紹介されているうさぎ切りやスティック切りでも冷凍保存は可能です。
こちらの特集記事をチェックして、いろいろな方法にトライしてみてはいかがでしょうか?

【すりおろし】りんごの冷凍保存のやり方

【すりおろし】りんごの冷凍保存のやり方

最後はすりおろした状態での冷凍保存方法です。
先に紹介した2つと比較すると少し手間はかかりますが、解凍時間が短く、凍ったままカレー等の隠し味にも使える優れもの。
是非チャレンジしてみてください。

【冷凍方法】

  • りんごを流水でしっかり洗い、水気を取り除く
  • 皮付きのままくし切りにして芯を取り除き、すりおろし器やブレンダーを使ってすりおろす
  • ジッパー袋に平らになるように入れ、冷凍庫で凍らせる

今回は皮付きのまますりおろしていますが、食感が気になる場合は皮を剥いてもOKです。
また、変色が気になる場合はすりおろした後に少量のレモン果汁を加え、よく混ぜてから凍らせましょう。
冷凍の際はできるだけ薄くなるように平らに伸ばすと、必要な分だけパキっと折って取り出せるうえ、解凍時間が短くなって便利です。

鮮度そのまま!冷凍りんごの解凍方法

鮮度そのまま!冷凍りんごの解凍方法

ここまで3つの冷凍方法を紹介してきました。
いずれの場合も保存袋に加工した日付を書いておき、冷凍スタートから約1ヶ月以内に食べきってしまうのがおすすめです。
凍らせたりんごはそのまま冷凍フルーツとしてお召し上がりいただくほか、解凍しても美味しく食べられます。

常温で解凍可能

冷凍したりんごはレンジ等を使わず、常温下に5分程置くことで解凍できます。
解凍したりんごからは水分が出てきますので、必ず皿やバットの上にのせておきましょう。
丸のまま冷凍したりんごをカットして使いたい場合は、表面がふやけないうちに包丁を入れるのがおすすめ。
長時間解凍してからカットしようとすると、ナイフが入りにくく断面がギザギザになってしまいます。

冷凍保存したりんごの食べ方は?

凍らせたりんごは冷凍フルーツとして楽しむことはもちろん、半解凍でりんごシャーベットに、凍ったまま水や野菜と一緒にブレンダーにかけることでジュースやスムージーにもなります。
他にも砂糖と一緒に鍋で煮てコンポートやジャムにしたり、バターと一緒にオーブンで焼きりんご風にしたり、食材としても調理アレンジが自在です。
コンポートは作成後、そのまま食べるだけではなくアップルパイ等のスイーツにも材料として利用できますので、特におすすめです。
冷凍したりんごは解凍するとしゃきしゃきとした食感が失われてしまいます。
解凍具合によって食感が変わり、完全解凍するとベチャッとした状態になってしまうことも。
冷凍ならではの食感を活かすためには、デザートに料理することで美味しくお楽しみいただけます。

冷凍保存に適した品種「サンふじ」

冷凍保存に適した品種「サンふじ」

りんごは品種によって貯蔵性が変わることをご存じですか?
りんごシーズンの中でも早く収穫される品種は「早生品種(わせひんしゅ)」と呼ばれ、あまり日持ちしません。
反対に遅く収穫される「晩生品種(おくてひんしゅ)」は、比較的日持ちに優れた品種です。
ココロファームで現在ご購入いただけるりんごブランドの中では「サンふじ」が該当します。

サンふじ

袋掛けをせず太陽の光をめいっぱい浴びて育つサンふじ。
ぎゅっと詰まった実の中には溢れるほどの果汁と甘みがたっぷり濃縮されています。
長野県は寒暖差が激しい地域のため、甘いりんごを育てるのに最適な土地です。
産地直送だからこそ味わえる、瑞々しくて濃厚なサンふじをぜひお試しください。

サンふじは、期間によって購入いただける商品が変わります。
詳細は以下のリンクより、商品一覧場をチェックしてください。

りんごは冷凍保存して賢く消費しよう!

りんごは冷凍保存して賢く消費しよう!

りんごはスーパー等の店頭で手軽に購入できる分、多く買いすぎて食べ頃を逃してしまった経験がある方も多いと思います。
今回紹介した冷凍保存方法を活用して、最後の1かけまでりんごを美味しくお楽しみください。
りんごは品種によって味や食感が異なるので、さままざな品種を購入して食べ比べしてみるのもおすすめです。
ココロファームでは時期によって、りんごの食べ比べセットもご用意しています。
こちらも合わせてチェックしてみてください。