グリーンカレーってどんな味?具材や緑色の理由を解説!本格派のレトルト商品も紹介

グリーンカレーってどんな味?具材や緑色の理由を解説!本格派のレトルト商品も紹介

タイ料理の代表格であるグリーンカレーは、専門店をはじめ、カフェなどの店舗やフードトラックなど、さまざまな場所で見かけるメニューです。
スパイスの辛味とココナッツミルクのまろやかさがクセになる人気の料理ですが、「目にする機会は多いけれど、味の想像ができなくて…」といった声もよく聞かれます。
タイカレーにはどのような具材や調味料が使われているのかを知ることで、味のイメージが分かりやすくなるはず。
今回は、タイカレーに関連する情報について、どのような材料を使ってどうやって作るのか詳しく解説していきます。

スパイシーなのにまろやか!タイ料理のグリーンカレー

スパイシーなのにまろやか!タイ料理のグリーンカレー

まずはタイについて学んでいきましょう。
タイは東南アジアの中央に位置する国で、正式名称は「タイ王国」といいます。
日本からは飛行機でおよそ7時間の距離にあり、時差はマイナス2時間です。
年間を通して気温が高く、平均気温は29度といわれています。
一番寒い12月でさえも平均気温が17度と、日本の春と同じぐらいの暖かさです。

実は奥深いタイ料理

タイ料理は地域別に4つの種類があります。
特徴を一覧にまとめましたので、参考にしてください。

  • 北タイ料理…米の栽培が盛んでもち米が主食。ハーブを多く使い、脂もたっぷりでマイルドな味わい
  • 東北料理…農産物や畜産が盛んな地域。辛みと酸味のバランスが取れた濃い味が特徴
  • 中部料理…さまざまな地域の食文化が融合。酸味、塩味、甘み、辛みのバランスが良い
  • 南タイ料理…魚介を多く使用。甘みは少なく、酸味と辛みが強い

例えば、東南アジアの野菜として知られる「青パパイヤ」は東北料理で多用されています。
グリーンカレーやトムヤムクンは中部料理で、マッサマンカレーは南タイ料理です。
特産物や外交など、地域の特徴が料理にも反映されています。

辛みだけじゃないグリーンカレー

中部料理に分類されるグリーンカレーは、中部料理らしい特徴を兼ね備えた料理です。
青唐辛子などの辛みが強い香辛料や、爽やかな酸味を持つレモングラス、甘みを感じるコリアンダーといったハーブがたっぷりと入っています。
そこにマイルドな味わいのココナッツミルクや塩味の強いナンプラー、味を調える砂糖を加えることで、辛さの中にもコクやまろやかさを感じるカレーに仕上がるのです。

グリーンカレーの緑は青唐辛子やハーブの色

グリーンカレーの緑は青唐辛子やハーブの色

グリーンカレーはその名の通り、緑色の見た目をしています。
この緑色は、調理に使われるスパイスによるものです。

【緑色の元になる主なスパイス】

  • 青唐辛子
  • レモングラス
  • コリアンダー
  • こぶみかんの葉
  • タイバジル

これらのスパイスを細かくなるまでしっかりとすり潰して、緑色をしたグリーンカレーペーストを作ります。
グリーンペースト自体ははっきりとした緑色ですが、ここにココナッツミルクを加えることでグリーンカレーらしいミルキーな色に仕上がります。
ちなみに「グリーンカレー」という名称は本場・タイでは使われていません。
タイでの正式名称は「ゲーン(汁物)・キャオ(緑)・ワーン(甘い)」で、カレーではなくスープの仲間とされています。
「グリーンカレー」は色と辛い味からつけられた、タイ以外の外国で呼ばれる名称です。

グリーンカレーに使われる食材は鶏肉やナスがメジャー

グリーンカレーに使われる食材は鶏肉やナスがメジャー

ここからはグリーンカレーによく使われる具材を紹介します。

【グリーンカレーに使われるメイン食材】

  • 鶏肉
  • えび
  • ナス
  • パプリカ
  • たけのこ

決まった具材はありませんが、これらの具材が定番となっています。
好みの具材を利用できるのも、グリーンカレーの良いところです。
肉類に関しては、牛肉は使用しない傾向があるようです。
これはタイで広く信仰されている仏教において、牛は観音様の生まれ変わりとされていることが由来となっています。

意外な食材「たけのこ」

グリーンカレーにはたけのこが使用されることが多いです。
日本人の感覚だとカレーにたけのこはあまり馴染がなく、初めてグリーンカレーを食べると驚く人も少なくありません。
日本で春の味覚として楽しまれているたけのこは、実はタイでも豊富に栽培されており、ポピュラーな食材として使われています。
たけのこのサクサクとした歯ごたえが、グリーンカレーの満足感アップに貢献しているのです。

カレーなのにダイエット向き?グリーンカレーの意外な効果

カレーなのにダイエット向き?グリーンカレーの意外な効果

グリーンカレーはその名称から高カロリーなメニューと思われがちですが、実際は想像しているよりもカロリーは高くありません。
一般的なカレーの場合、白米と合わせた1食分あたりのカロリーが約850kcal前後ですが、グリーンカレーは約700kcalとカロリーは控えめです。
どちらのカロリーにも白米(200g)312kcalが含まれています。
ルーだけでみると、一般的なカレーが538kcalなのに対しグリーンカレーは388kcalと、150kcalもの差があるのです。
もちろん、どちらのルーも使用する具材によってカロリーが大きく変化します。
カロリー制限ダイエットをするのであれば、具材のカロリーを意識しましょう。

ダイエットの方法として「糖質制限ダイエット」がよく知られています。
グリーンカレーの場合、糖質制限をするなら白米と一緒に食べるのは避けましょう。
白米200gとグリーンカレーを一緒に食べた場合、糖質量は約80gとなります。
このうちのおよそ70gは白米の糖質で、ルー単体の糖質量自体は10gと少ないのです。
ルーだけで食べたり、白米を玄米やオートミール、こんにゃくや豆腐などの 低糖質な食品に置き換えることで、簡単に糖質制限ダイエットに取り入れることができます。

脂肪になりにくい中鎖脂肪酸が豊富

グリーンカレーのメリットは、糖質やカロリー以外にもあります。
ココナッツミルクに含まれる中鎖脂肪酸は、エネルギーへの変換スピードが速い成分です。
そのため脂肪になりにくく、ダイエット向きの成分とされています。
中鎖脂肪酸は他にも美容効果も兼ね備えていて、引き締まった体とはりのある皮膚を保つために有効です。

高タンパク&低脂質!本格派の「ボディメイクグリーンカレー」

高タンパク&低脂質!本格派の「ボディメイクグリーンカレー」

グリーンカレーを手作りする場合、スーパーではレシピ通りの材料を手に入れづらかったり、スパイスをミキサーですり潰したりと、多くの工程が必要になります。
もっと手軽に取り入れるなら、すぐに食べられる缶詰やレトルトカレーがおすすめです。
ココロファームでも、レトルトパウチのグリーンカレー「ボディメイクグリーンカレー」を販売しています。
その名の通り、美しい体作りのサポートをしてくれる商品です。

グリーンカレー自体は低糖質ですが、白米と組み合わせると糖質がぐっと高くなるのがデメリットでした。
ココロファームでは白米と一緒に楽しんでもらえるよう、飯田短期大学の皆さんやフィットネスモデル・奥田さやか先生と一緒に研究を重ね、より低糖質なグリーンカレーを完成させました。
本来1食あたり10g程の糖質を、本商品では6.9gまでカット。
お茶碗1杯分(100g)のご飯と合わせても糖質量約40gと、通常のグリーンカレーのおよそ半分の数値です。

さらに、体作りにおいて重要な成分であるたんぱく質は、通常のグリーンカレーの約2.5倍も含まれています。
総量は22.9gで、たんぱく質の塊であるたまごの約3倍です。
また、ダイエット中に気になる脂質は一般的なグリーンカレーの1/8まで大幅にカットしました。
1袋あたりの重量は4.5gで、これはアジ100gあたりの脂質量と同じです。

商品の情報については、以下の商品リンクをご覧ください。
1個でのバラ売りや2個セット、お得な10個セットも販売しています。

味良し・香り良しのグリーンカレーを楽しもう

辛さだけではなく、甘みや塩味も楽しめるグリーンカレー。
スパイスの爽やかな香りも魅力の1つです。
ダイエット中は食事の量や種類を制限するため、どうしてもナーバスになりがちですが、あっさりヘルシーな食事以外にも、独特な風味をたっぷり楽しめるグリーンカレーを取り入れて、メリハリのある食生活を試してみてはいかがでしょうか?