【タイのグリーンカレー】辛さはどれくらい?おすすめレトルト商品も紹介

【タイのグリーンカレー】辛さはどれくらい?おすすめレトルト商品も紹介

タイ料理にはトムヤムクンやガパオライスなど日本でも知名度の高い料理がありますが、タイカレーもそのひとつです。
タイカレーにはグリーンカレー、レッドカレー、イエローカレーの3種類があり、それぞれ使用される材料によって色が違います。
中でもグリーンカレーとレッドカレーは、辛いカレーとしてよく知られています。
今回は、この2つのタイカレーをピックアップし、どのような辛さを持ちどんな材料が入っているのかを詳しく解説していきます。

グリーンカレーの辛さはどれくらい?

グリーンカレーの辛さはどれくらい?

まずはグリーンカレーについて紹介しましょう。
グリーンカレーはレッド、イエローを含む3つの種類の中でも、一番辛いカレーといわれています。

緑の元となる香辛料

グリーンカレーにはたくさんの香辛料が使われています。
よく使われている定番スパイスは、以下の通りです。

  • 青唐辛子(キダチトウガラシ)
  • コリアンダー
  • レモングラス
  • こぶみかんの葉(バイマックルー)
  • ガランガル
  • タイバジル

青唐辛子とは、赤く成熟する前に収穫した唐辛子のことで、生の状態だとより辛く、ビリビリとした強い辛みと一緒に鼻を抜けるフレッシュな香りが特徴です。
現地ではこの香りが好みという方がたくさんいます。
青唐辛子をたっぷりと使うことで、グリーンカレーの辛さを作ることができるのです。

グリーンカレーは強い辛みと同時に、特有の爽やかな酸味や香りも兼ね備えています。
爽やかな酸味はレモングラスやこぶみかんといったハーブによるもの。
名前の通り柑橘類特有の酸味が、青唐辛子の辛さを際立たせています。
爽やかな香りはコリアンダーやガランガル、タイバジルから。
コリアンダーはクセのある香りやほんのり甘みを感じるセリ科の植物で、葉や種子を乾燥させてすり潰したスパイスです。
ガランガルは生姜のような植物で、鼻につんとくる香りが特徴。
タイバジルはスパイシーさの中にほのかな甘みを感じる香りを持ち合わせています。
これらの香辛料を合わせることで、グリーンカレー特有の辛みや風味が生まれるのです。

強い辛みを持ちながらマイルドな後味が人気

辛みや風味が強い香辛料を豊富に使ったグリーンカレーは、スパイシーで刺激的な食べ物です。
しかし、実際に食べると刺激的なだけではなく、口の中にはマイルドな味わいが広まります。
これは香辛料と共に加える「ココナッツミルク」によるものです。
グリーンカレーは香辛料をすり潰してできたグリーンカレーペースト(グリーンペースト)を、ココナッツミルクで伸ばして仕上げます。
ココナッツミルクは特有の甘みと香り、そして深いコクを持つ食材です。
この甘みやコクが、青唐辛子の強い辛みや香辛料の独特な香りを包み込んで、まろやかな後味に変えてくれます。
グリーンカレーを食べた人の中には「思ったほど辛くない」と感じる人も少なくありませんが、それはココナッツミルクの影響なのです。

ピリッとした辛さのレッドカレー

ピリッとした辛さのレッドカレー

3種類のタイカレーの中で、グリーンカレーの次に辛いといわれているレッドカレー。
レッドカレーの赤い色と辛みは赤唐辛子が元となっています。
赤唐辛子は、唐辛子が完熟するまでしっかりと成長させてから収穫したものです。
乾燥させることで生の唐辛子特有の爽やかな風味が消え、辛味成分がワタ部分から果肉全体に浸透します。
この赤唐辛子と青唐辛子の違いが、グリーンカレーとレッドカレーの色・味の違いです。
ちなみにイエローカレーはターメリックというスパイスを使うため、黄色の見た目をしています。
唐辛子を使用していないイエローカレーは、グリーンやレッドのような刺激的な辛さはありません。

辛いのが苦手な人におすすめ!甘いグリーンカレーレシピ

辛いのが苦手な人におすすめ!甘いグリーンカレーレシピ

香辛料特有の味わいを楽しめるグリーンカレーですが、本場ならではの辛みは強すぎて苦手な人もいるはず。
そんな方に試してほしいのが、辛さ控えめに仕上げるレシピです。

材料(4人前)

  • サラダ油…適量
  • グリーンカレーペースト(市販でOK)…50g
  • お好みの具材(鶏肉やなす、パプリカ、たけのこ等)…適量
  • ココナッツミルク…400ml
  • ナンプラー…大さじ1
  • ココナッツシュガー(砂糖でもOK)…大さじ1

ココナッツシュガーは普通のスーパーではなかなか手に入らない調味料です。
風味やコクがさらにアップし本格的な味になりますが、手に入らなければ自宅にある砂糖で代用しても構いません。
もし黒糖があれば、白砂糖を加えるよりも深みとコクが生まれるので使ってみてください。

作り方

  1. 具材は食べやすい大きさにカットしておく
  2. 鍋にサラダ油を熱し、なすやパプリカなどの野菜を炒める。全体に油が回ったら取り出しておく
  3. 鍋で肉を炒め、火が通ったら野菜を戻し入れ炒め合わせる
  4. 火加減を弱火にし、グリーンペーストを加えて混ぜ合わせる
  5. 食材全体にペーストが絡んだら、ココナッツミルク半量を少しずつ加え、ペーストを伸ばしていく
  6. 火加減を中火に戻して一度沸騰させる。沸騰したら残りのココナッツミルクとナンプラー、砂糖を加え、ふつふつとするまで煮る

辛くないグリーンカレー作りのポイントは「ペーストを炒める時間」です。
グリーンカレーペーストは炒める時間が長くなるほど、辛みが強くなります。
本来グリーンカレーペーストはゆっくりと時間をかけて香りが立つように炒めますが、辛みを抑えたいなら具材と一緒にさっと炒める程度にしましょう。
また、グリーンカレーはスープのような状態で、日本の一般的なカレーと違って長時間煮込む必要はありません。
そのため煮込み時間は短めです。
最後に味見をして、辛みをもう少し抑えたいと感じたら砂糖を追加してください。

それでも辛みが強い場合

食べている途中で辛みに耐えられなくなった場合、練乳やヨーグルトを加えると辛さを抑えることが可能です。
ティースプーン半さじ程度から味を見つつ足していってください。
ヨーグルトは固形でも飲むタイプでもOKです。
加糖タイプの飲むヨーグルトを使う場合、少量で大きく味が変化しますので、扱う分量には注意しましょう。

辛さ×塩麹が美味しい!レトルトのグリーンカレー

辛さ×塩麹が美味しい!レトルトのグリーンカレー

ココロファームで販売中のレトルト商品「ボディメイクグリーンカレー」は、辛さの中に旨味がぎゅっと詰まった一品です。
旨味の秘密は、塩麹。
塩麹が持つ旨味が辛さとマッチし、一品でも十分満足感を得られるように仕上げています。

商品名に「ボディメイク」と付けたのは、理想の体型づくりに欠かせない栄養成分をバランス良く摂取できように仕上げたから。
体作りに欠かせないたんぱく質は、通常のグリーンカレーのおよそ2.6倍に増量しています。
その一方で、糖質や脂質量はぐっと減らしました。
使用する具材には鶏胸肉を使用し、ヘルシーながらも噛み応えのある仕上がりに。
体作りを意識する方にとって魅力的な食品となっています。
ココロファームこだわりの逸品、ボディメイクグリーンカレーに関する商品情報の詳細や購入方法につきましては、以下のリンクよりオンラインショップの商品ページをチェックしてください。

栄養満点のグリーンカレーを食べて健康に

栄養満点のグリーンカレーを食べて健康に

たっぷりの香辛料を加えて作られるタイカレー。
その中でも辛みが強いグリーンカレーは、これから迎える暑い夏にもぴったりなメニューです。
香辛料に加え、栄養価が高いココナッツミルクを使っているため、健康的な体作りに最適ですよ。
皆さんも理想のボディメイクに向けて、グリーンカレーを食生活に取り入れてみてください。