りんごの簡単な剥き方|基本の皮剥きレシピと切り方のコツ

りんごの簡単な剥き方|基本の皮剥きレシピと切り方のコツ

りんごを食べるとき、皮を剥くのが面倒だと感じる人も多いのではないでしょうか 。
皮の剥き方は人それぞれですが、今回は基本の皮剥き方法や切り方について改めて解説していきます。
自分に合ったやり方で、これから続々と旬を迎えるりんごをお楽しみください。

りんごの皮を剥く基本の方法【包丁を使った簡単レシピ】

りんごの皮をむく基本の方法【包丁を使った簡単レシピ】

まずは基本の皮剥きについて説明します。
丸ごと皮を剥いていく方法と、くし切りにカットしてから剥く方法、どちらでもやりやすい方でOKです。

カットの前に皮を剥く場合

りんごを切り分ける前に皮を剥くなら、りんごの形にそって回しながら剥く方法が一般的です。
まずはりんごをしっかりと水で洗い、水気をキッチンペーパーなどで拭き取ります。
利き手と反対の手ででりんごをしっかりと持ち、軸付近の皮に包丁を当ててください。
このとき、包丁の先ではなく根元に近い方を当てるようにしましょう。

軸付近に包丁を当てる

包丁を当てたら、薄く皮を剥いていきます。
包丁はなるべく動かさず、りんごを回しながら切っていくのがコツです。
ゆっくりと回すことで初心者でも剥きやすくなります。
途中で皮が切れてしまったら、切れたところから包丁を当てなおして同じように剥き進めます。
お尻側まですべての皮を剥いたら完成です。

包丁を扱うのが苦手なら、ピーラーを使用してもOKです。
一般的な刃が横向きのピーラーはもちろん、縦型ピーラーも小回りが利いて使いやすいので、りんごの皮剥きにおすすめ。

カットの後に皮を剥く場合

くし切り(くし形)にするなら、カットした後に皮を剥くやり方がおすすめです。
まずはりんごを洗浄し、水気をしっかりと拭き取りましょう。
水気が取れたら、まな板の上に頭を上にして置き、まっすぐ縦に切ります。
半分に割れたら写真を参考に、4等分にカットしてください。

くし切りにカット

くし切りに切れたらまず芯の部分を切り取ります。
芯が付いた部分を上にして横に持ち、端から包丁を入れてください。
そのまま種の近くまで切り進め、種を切り取るように中央に向かって斜めに切れ目を入れましょう。
その後はりんごの向きを変えて同様に切れ目を入れれば、以下の写真のように軸を切り取ることができます。

切り取った軸

軸を取り除き終えたら、今度は皮が残っている方を上にして持ち、端から包丁を当てて薄く皮を剥いていけば完成です。
どちらの方法もマスターするためのポイントは「ゆっくり行う」ということ。
早く包丁を動かすとケガをする可能性があるので、落ち着いてゆっくりと作業しましょう。

りんごが変色しないための保存方法と塩水の使い方

りんごが変色しないための保存方法と塩水の使い方

りんごはデザートの定番フルーツですが、事前にカットしておくと食卓に出すときには変色してしまうのが悩みどころ。
りんごは果皮に包まれた状態では変色しませんが、カットして果肉が空気に触れて時間が経つと変色が始まります。
変色させないためには、特定の材料を使った方法で色止めしましょう。

りんごの変色は化学反応

りんごの中にある「ポリフェノール」という栄養成分と、空気中の酸素が結びつくと化学反応が発生し、変色がスタートします。
変色を防ぐためには、次のどちらかの条件を満たさなければなりません。

  1. 果肉(ポリフェノール)の周りに壁や膜を作る
  2. ポリフェノールよりも酸素と結合しやすい別の成分を用意する

自宅で簡単に試せるのが①の条件を利用した「塩水に浸ける」方法です。
塩(塩化ナトリウム)はポリフェノールの周りに壁を作る性質があるため、酸素との結合を防ぎ、変色を予防してくれます。
塩分濃度の目安は0.25~0.5%(水500mlに対して1.25~2.5g)です。
おおよそ3分程度浸けることで、5時間ほどの予防効果が期待できます。
色味が変わってしまうと、味が変わらなくても食欲がわかなくなってしまうものです。
お弁当に入れる場合は、見た目も重要。
しっかりと色止め処理をして、りんごの色合いを保ってあげてください。

りんごの切り方いろいろ

りんごは上記で紹介したくし切り以外にも、いろいろなカット方法を楽しむことが可能です。
ここからは簡単かつ見た目をより華やかにしてくれるりんごの切り方を2つ紹介します。

うさぎ

うさぎ

お子さんがいる家庭で定番なのが「うさぎ」ですが、作り方を知らないという方も意外と多いのではないでしょうか?
まず、皮つきのままくし切りにしたら皮を上にして持ち、端から中心に向かってV字になるように切り込みを入れましょう。
その後、普通のくし切りのように右端から刃を入れ、切れ目の終わりくらいまで皮を切り進めたら、V字の形で切り取れば完成です。
包丁の入れ具合で耳のサイズや立ち方が変わります。
反対の端まで包丁を入れてしまうと耳が取れてしまうので注意してください。

スターカット

スターカット

簡単かつ食べやすいのが「スターカット」です。
切った後に種や芯がまるで星のように見えることから名づけられました。
スターカットの場合、切り始める前のりんごの向きが大事です。
くし切りにするときは頭を上にして置きますが、スターカットの場合は横向きに倒して置きましょう。
このとき、お尻のほうを手で押さえて、頭の方からスライスするように置くと切りやすいです。
横向きに置いたら、1cm幅で輪切りにスライスしてください。
これでスターカットの完成です。
薄切りにすることで小さなお子さんや高齢者の方でも皮ごと食べやすく、芯が中央にまとまることで食べ残せばOKとなり、カットする手間が省けます。
りんごは皮の付近に栄養が多く含まれるので、皮ごと食べることで健康や美容にも効果が期待できます。
もし芯を取り除きたいなら、クッキーや野菜の型抜きを使ってくり抜きましょう。
見た目も可愛らしくなるのでおすすめです。

現在販売中のCOCORO FARMのりんご

現在販売中のCOCORO FARMのりんご

りんごの旬は10月頃からスタートし、リレーのように種類を変えて2月頃まで長く続きます。
COCORO FARMでも厳選した品種を栽培し、順を追って収穫・販売の予定です。
現在購入可能な品種は以下の3種類です。

  • 秋映
  • シナノゴールド

いずれの品種も送料は無料(沖縄県のみ2,200円)となっています。

秋映

インパクトある果皮色と濃厚な味わいを持つ赤りんごです。
黒に近い赤色をした果皮は、秋の訪れを感じるこの季節にまさにぴったり!
スイーツのトッピングに使用するなどして、見た目からも季節をお楽しみいただける品種です。
こちらもシナノスイート同様に、発送は10月上旬頃から順次行います。
等級別に分けた4つの商品の中から、用途に合ったものをお選びください。
今回は、最高級品をたっぷりとお楽しみいただけるプレミアム品3kgへのリンクを掲載しました。
そのほかの商品については、一覧ページよりご確認ください。

秋映の色味に強く惹かれた方は、こちらのフルーツコラムも要チェック。
秋映の魅力について詳しく解説しています。

シナノゴールド

酸味と甘みのバランスが良く、爽やかな香りを感じられる青りんごです。
果肉が固めでお菓子のようなサクサクとした食感が楽しめるほか、日持ちに優れた品種のため長期保存にも向いています。
ギフトといえば赤いりんごのイメージを覆すシナノゴールドは、蓋を開けたときにあっと驚く贈り物としても人気。
今回は化粧箱入りのプレミアム品へのリンクをピックアップしました。
そのほかの規格品については、商品一覧リンクよりご覧ください。
発送は上の2品種よりも少し遅れて10月中旬以降を予定しています。

果肉が固くて崩れにくいので、アップルパイやコンポートといった加熱調理が必要な定番料理レシピにもおすすめのシナノゴールド。
品種に関する情報はこちらの関連記事内で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

またCOCORO FARMでは今後「サンふじ」「シナノドルチェ」といった品種も販売を予定しています。
商品の販売開始については、COCORO FARMのりんご一覧ページをご確認ください。

りんごの剥き方をマスターして料理をもっと楽しもう!

りんごの剥き方をマスターして料理をもっと楽しもう!

りんごの皮剥きは思っているよりも簡単にチャレンジできます。
今回紹介した以外にもいろいろな皮剥き方法があり、動画共有アプリなどでも確認可能です。
まずは自分にとって「簡単だ!」と思えた方法からトライしてみてはいかがでしょうか。
甘くて美味しい果物の定番・りんご、この秋はぜひ気軽にたっぷりとお召しあがりください。