冬が旬のフルーツは?果物農家おすすめの美味しい食べ方も紹介!

11月になると少しずつ寒さが深まり、体も心も調子を崩しがち。
そんなときには、この季節に旬を迎える野菜やフルーツを食べて、体の中から元気になっていきましょう。
今回は日本の四季である春、夏、秋、冬の「冬」にあたる、11月から2月の寒い時期に美味しさのピークを迎えるフルーツを紹介します。
冬に旬を迎えるフルーツ

一般的に、寒い冬の季節には農作物があまりとれない印象があるようです。
しかし、実際には11月以降もさまざまな果物が収穫されます。
どんな果物が旬を迎えるのか、表でチェックしてみましょう。
時期 | 品種 | ||
---|---|---|---|
11月 | りんご | 温州みかん | 柿 |
12月 | キウイフルーツ | レモン | 柚子(ゆず) |
1月 | 金柑(きんかん) | ボンタン | 文旦(ぶんたん) |
2月 | いちご | 伊予柑(いよかん) | – |
表で取り上げただけでも、人気の高い果物が冬の季節に旬を迎えるのがわかります。
こうしてみると、寒さが深まるにつれて柑橘類が旬を迎えていきますね。
それぞれの果物には、いくつもの品種があります。
収穫する時期がずれている品種もありますので、あくまで目安としてご覧ください。
果物農家おすすめ!冬のフルーツの美味しい食べ方レシピ
寒い季節のフルーツには、冬を元気に乗り切るためのさまざまな栄養がたっぷりと詰まっています。
ここからはこの時期に旬を迎えるフルーツから3つピックアップして、それぞれの美味しい食べ方を紹介します。
りんご

年間を通して市場に流通しているイメージのりんご。
収穫の最盛期を迎えるのは冬です。
りんごには食物繊維やポリフェノールが豊富に含まれており、寒さで不調になりがちなお腹や肌の調子を整えるサポートをしてくれます。
朝はぜひ生食で、体に元気をチャージしましょう。
時間に余裕があるときに試してほしい食べ方は「焼きリンゴ」です。
フライパンを使うお手軽なレシピを紹介します。
材料(りんご1個分)
- りんご…1個
- バター…15g
- 砂糖…大さじ2
- ブランデー(お好みで)…少々
砂糖はご家庭にあるものでOK、はちみつでも代用可能です。
作り方
- りんごはよく洗って水気を拭き取ったら、寝かせて1cm幅の輪切りにし、型抜きで芯の部分を切り抜く
- フライパンにバターを入れて熱し、りんごを入れて両面に焼き目をつける
- 砂糖を入れてフライパンを揺すりながら溶かす。溶けたらブランデーを加え、りんごをひっくり返して全体に煮汁を絡めて盛り付ける
皮を剥かずにそのまま使うことで、皮付近の栄養まで摂取できます。
ホイップクリームやバニラアイス、シナモンなど、トッピングを乗せると豪華なスイーツに変身しますよ。
自分好みのアレンジを試してみてはいかがでしょうか。
温州みかん

オレンジ色の見た目とコロンとしたサイズ感がかわいらしい温州みかん。
寒い日にこたつに入って食べる時間が楽しみ、という人も多いのではないでしょうか?
温州みかんはビタミンCやカリウムが豊富で、肌の調子を整え、体内の余分な塩分を排出してくれます。
生のまま食べるのはもちろん、見た目がかわいい丸ごとゼリーへのアレンジもおすすめです。
材料(4個分)
- 温州みかん…4個
- 食用重曹(ベーキングパウダー可)…小さじ2
- 水…1L/400ml/大さじ1
- 粉ゼラチン…10g
- 砂糖…大さじ4
ゼラチンの量を調整することで、仕上がりの食感が変わります。
とろとろとした食感がお好きな方は5gまで減らしてもOKです。
作り方
- 小鍋に水1Lと重曹を入れて沸騰させたら、皮を剥いたみかんを入れて中火で3分煮る
- みかんを取り出し、氷水に入れて冷やしたら残っている白い筋を取り除く
- みかんを軽くふいて容器に入れておく
- ゼラチンと水大さじ1を合わせてふやかしておく
- 小鍋に水400mlを入れ、50℃くらいになるよう温めたら火を消してゼラチン、砂糖を入れ溶かす
- みかんの入った容器に液体を注ぎ入れ、冷蔵庫で固まるまで冷やす
ゼラチンの性質上、沸騰したお湯に入れてしまうと固まらなくなります。
温度には気をつけて作業しましょう。
レモン

生レモンを購入したことがないという人は、結構いるのではないでしょうか?
旬を迎える12月前後になると国産のレモンを店頭で見かけやすくなります。
レモンにはビタミンCのほか、クエン酸成分がたっぷりと含まれていて、疲労回復にぴったり。
絞って果汁を使うのはもちろん、簡単レシピのはちみつレモンを作っておくとアレンジが効くのでおすすめです。
材料(レモン1個分)
- レモン…1個
- はちみつ…適宜(100g前後目安)
はちみつは原料となる花の違いによって後味も変わります。
スーパーで一般的に購入可能な「アカシア」を原料としたはちみつは、癖が少なくはちみつレモンにぴったりです。
作り方
- レモンはよく洗って水気を拭き取り、薄い輪切りにする
- タッパーなどの保存容器にレモンを並べ、そのうえから全体が漬かるようはちみつをたっぷりと注ぐ
- しっかりと蓋をして冷蔵庫で1日寝かせる
余裕がある場合は、食べやすいようにレモンの種を取り除きましょう。
容器の底が狭い使う際は、レモンとはちみつを交互に積み重ね、最後ははちみつで終わるようにしてください。
でき上がったはちみつレモンは料理に使うほか、炭酸水や紅茶、お酒に入れても香り高く、美味しくお召し上がりいただけます。
産地直送!冬のフルーツ「サンふじ」

ここからは先ほどおすすめしたフルーツから「りんご」に注目していきましょう。
10月頃からさまざまな品種の収穫されるりんご。
11月頃からは有名品種「サンふじ」の流通が始まります。
甘みと酸味の絶妙なバランス
サンふじの特徴といえば「蜜が入るほどの強い甘さ」です。
しかし、ただ甘いだけではなく程良い酸味も持ち合わせていて、その絶妙なバランスの味わいが多くの人の心を魅了しています。
サンふじというりんごはその名の通り、袋掛けをしない「無袋栽培方法」を採用し、太陽(Sun=サン)の光をたっぷりと浴びて栽培される品種です。
日の光を直接浴びて光合成を行うことでりんごの実はすくすくと成長し、ジューシーな果汁がたっぷりの、ぎゅっと密度の高い実に育ちます。
高密度の果肉はシャキシャキとしたりんごらしい歯ごたえを生みます。
またサンふじの場合、光合成によって糖分がたっぷりと作られ、果実が吸収できないほどの糖分が貯蔵されることもあります。
すると、吸収できなかった糖分が果肉の中に透明な蜜となって現れ、蜜入りりんごになるのです。
収穫前は日中に再び糖分を貯めることができますが、収穫後は果実の中にある糖分をゆっくりと消費していきます。
そのため、販売期間が長いサンふじは蜜が果肉に吸収され、収穫直後の姿とは異なり蜜が見えなくなっていることあるのです。
COCORO FARMではより甘くて美味しいサンふじを味わってもらうため、発送直前まで木の上で育て、収穫後は産地直送で蜜入りのままお届けできるよう頑張っています。
美味しいサンふじりんごの選び方と保存方法

美味しいサンふじを楽しみたいなら、なるべく収穫して時間がたっていない果実を選びたいものです。
自分で見極めるなら産地が近いものや、道の駅など農家が直接納品する店舗で選ぶのが良いでしょう。
選び方としては「形がそろっている」「ふっくらとしている」「持ったときに重量感がある」などの点を重視すると、より完熟した美味しい個体に巡り合えます。
購入後はすぐに食べない分を1玉ずつ新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫などの気温が低い場所で保管してください。
乾燥を防ぎつつ低温で保存することで、1~2ヶ月程度は美味しく食べることができます。
選び方に自信がなかったり、道の駅など直売所に行く時間がないという方は 、農園から直送される通販で購入するのがおすすめ。
COCORO FARMでも現在、オンラインストアにてサンふじを発売中です。
こちらはお歳暮やプレゼントにおすすめしている贈答規格品となっています。
糖度光センサーで計測し、15度以上を保証している折り紙つきの逸品です。
化粧箱の外にはCOCORO FARMがある飯田地方の伝統工芸品「飯田水引」である、オリジナルカラーの手作り水引を掛けてお届け。
特別感あふれる姿で発送いたします。
オンラインストアでは、ほかにも糖度計測済みのプレミアム品や、ご自宅用に最適な家庭用規格品を含む4つの種類を取りそろえて販売中です。
商品の詳しい情報はこちらの一覧ページよりチェックをお願いします。
寒い冬は美味しいフルーツをたくさん食べて元気に過ごそう!

体と心の元気は栄養をたっぷりと摂ることから始まります。
いつもの食事に冬が旬の果物をプラスして、元気の源を作ってみてはいかがでしょうか?
朝の元気チャージはもちろん、昼の補食や夜のごほうびタイムに、気軽に取り入れてみてください。