ドレッシングで太る?高カロリーな商品に要注意!サラダにおすすめの食べるドレッシングを紹介

ドレッシングで太る?高カロリーな商品に要注意!サラダにおすすめの食べるドレッシングを紹介

「サラダには好みのドレッシングをたっぷりとかける」。普段からそんな食べ方をしている人は多いのではないでしょうか。
レタスやきゅうりといった定番の食材も、選ぶドレッシング次第で毎日違った味わいが楽しめます。
しかし、ドレッシングは使われている材料によってカロリーや糖質量が大きく変わる調味料です。
ダイエット目的でドレッシングを使用するなら、注意すべきポイントをしっかりと知っておきましょう。

サラダを食べても痩せない理由はドレッシングにあるかも…

サラダを食べても痩せない理由はドレッシングにあるかも…

「ダイエットのために1食サラダに置き換えているのにうまくいかない…」
「食事の初めに野菜を食べるようにしているのに効果がない!」
そのような声をよく聞きます。
もしかしたらその原因は、ドレッシングにあるかもしれません。
サラダを食べるときに、お皿に残るくらいドレッシングをかけていませんか?
ドレッシングは商品によって使用する野菜や油、糖分が異なるため、場合によっては高カロリーになる場合もあるのです。
痩せるためにたっぷりと野菜を摂取しても、高カロリーな調味料を使っていては意味がありません。
ダイエットにサラダを取り入れるのであれば、使用するドレッシングに気を配る必要があります。

太る原因になりやすいドレッシング

太る原因になりやすいドレッシング

ここからは、私たちの食卓で定番のドレッシングの中からとくにカロリーが高いものを紹介します。
紹介する数値は、文部科学省公式サイト内にて公開中の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023」を元に算出したデータです。
あくまで参考値となるため、ご自分のドレッシングに記載されている数値をご確認ください。

ドレッシング 100gあたりのカロリー 大さじ1(約15g)のカロリー
フレンチドレッシング 376kcal 56.4kcal
サウザンアイランド 392kcal 58.8kcal
ごまドレッシング 399kcal 60kcal
シーザードレッシング(※) 453.3kcal 68kcal
マヨネーズ 668kcal 100.2kcal

(※)成分表未掲載のため、一般的な市販のシーザードレッシングを参考に算出しています。

カロリーの目安として、300kcalはご飯山盛り1杯(約200g)や、6枚切りの食パン2枚と同等です。
マヨネーズやシーザーなど、クリーミー系のドレッシングはカロリーが高い傾向があります。
ヘルシーという認識でサラダを食べていても、使うドレッシングが高カロリーであればダイエット効果がありません。
ちなみに、なじみ深いドレッシングのなかでも低カロリーな種類は以下の通りです。

ドレッシング 100gあたりのカロリー 大さじ1(約15g)のカロリー
ノンオイル青じそドレッシング(※) 53.3kcal 8kcal
ノンオイル和風ドレッシング 83kcal 12.5kcal
和風ドレッシング 179kcal 26.9kcal

(※)成分表未掲載のため、一般的な市販のノンオイル青じそドレッシングを参考に算出しています。

ノンオイル青じそドレッシングの100gあたりの数値は、フレンチドレッシングの大さじ1当たりの数値よりも低いです。
同じドレッシングでありながら、商品によって非常に大きな違いが出てしまうことがよくわかります。

要注意!ノンオイルドレッシングの罠

要注意!ノンオイルドレッシングの罠

カロリーの数値を見て「ダイエット中はノンオイルを選べばOK!」と考えた人も多いでしょう。
スーパーはもちろん、コンビニにも使い切りサイズのノンオイルドレッシングが並んでいますので、一度は手に取った経験があるのではないでしょうか。
しかし、ダイエット中にはカロリーの他にも気を付けたほうが良い数値があります。
それは「塩分」と「糖質」です。

「塩分・糖質」と「ダイエット」

ダイエット中はカロリーに意識が向きがちです。
摂取したカロリーが運動等による消費エネルギーを上回ると、残った分は体脂肪として体に蓄えられます。
しかし、ダイエット中には塩分と糖質も意識しておく必要があります。
それぞれの成分を摂取しすぎると、太りやすくなるのはもちろん、生活習慣病などの病気にかかりやすくなるからです。

塩分は取りすぎることで体が浮腫み、体重増加や体型の変化につながります。
さらに血圧が高くなり、それが原因で脳出血といった病気にかかりやすくなるのです。
また、糖分を過剰に摂取すると血糖値が急上昇して、脂肪を蓄えやすくなります。
血糖値の急上昇は、糖尿病にも影響があると言われています。
健康的な体でいるために、食後の血糖値が穏やかに上昇するような食生活が推奨されているのです。

ノンオイルドレッシングは塩分・糖質が高め

脂質が少なく低カロリーなノンオイルドレッシングですが、実は落とし穴が隠されています。
サラダ油やオリーブオイルといった脂質が持つまろやかで美味しい旨みは、ドレッシングの味を決めるのに欠かせない要素でもあるのです。
ノンオイルドレッシングは低脂質な分、味がぼやけがちになります。
その欠点を補う方法に使われるのが、塩分と糖質なのです。
実際に上記で取り上げたドレッシングについて、塩分量と糖質量を一覧でチェックしてみましょう。

ドレッシング 塩分(100g/15g) 糖質(100g/15g)
フレンチドレッシング 6.3g/0.9g 12.4g/1.9g
サウザンアイランドドレッシング 3.0g/0.4g 12.4g/1.9g
ごまドレッシング 4.4g/0.7g 14.2g/2.1g
シーザードレッシング 2.7g/0.4g 5.3g/0.8g
マヨネーズ 1.9g/0.3g 3.6g/0.5g
ノンオイル青じそドレッシング 5.3g/0.8g 8g/1.2g
ノンオイル和風ドレッシング 7.4g/1.1g 15.9g/2.4g
和風ドレッシング 3.5g/0.5g 9.1g/1.4g

分かりやすいのがマヨネーズとノンオイル青じそドレッシングの数値です。
塩分・糖質のどちらもノンオイル青じそドレッシングのほうが2倍以上の数値となっています。
このように、ノンオイルだからといって一度に多くの量を使用するのは健康面からもあまりよくありません。
どんなドレッシングでも、適量を使用することを心がけましょう。

ドレッシングのカロリーなどについては、こちらの関連記事でも詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください。

サラダにかけるなら塩分控え目のドレッシングを

サラダにかけるなら塩分控え目のドレッシングを

カロリーに加えて、炭水化物や糖質など、ダイエット中には気をつけておきたい成分がたくさんあります。
なかでも塩分は、醤油などの調味料にも多く含まれているため、気をつけないとたくさん摂取しがちな成分です。
1回の食事における塩分量を気にするなら、ドレッシングには塩分控えめな商品をセレクトするのがおすすめです。
COCORO FARMの食べるドレッシングは野菜をたっぷりと使用することで旨みをぎゅっと詰め込んでいます。
そのため、脂質を少なく配合しているにもかかわらず、塩分量も控えめのドレッシングに仕上がりました。

商品はにんじん、トマト、りんごの3種類をご用意しています。
なかでもトマトに含まれる塩分量は100gあたり2.1g(15gあたり0.3g)と、塩分控えめのシーザードレッシングよりもさらに控えめ。
男性、女性問わずダイエットや健康を意識する人に試してほしい商品となっています。
商品それぞれのカロリーや塩分量に関しては、公式オンラインストアの商品ページ内にて情報公開中です。
以下のリンクよりご確認ください。

サラダだけじゃない!食べるドレッシングの活用術

食べるドレッシングは野菜以外にも、さまざまな食材と組み合わせ可能な、とても使い勝手がよい万能調味料です。
おすすめの人気アレンジレシピを2つ紹介します。

麺類のつけ汁に

麺類の漬けだれに

食べるドレッシングはうどんや素麺といった麺類との相性が抜群です。
りんごは素麺に、にんじんはうどんに、トマトは意外にも中華麺と合います。

材料

  • 食べるドレッシング…適量
  • 水または出汁…適量
  • お好みの麺…1人前

作り方

  1. お好みの麺を茹で、氷水で締めておく
  2. 深皿に食べるドレッシングを入れ、味を見ながら水(出汁)を加える

ポイントは麺の水気をしっかりと切ること。
つけ汁は冷たい方がさっぱりとしておすすめですが、温めても美味しくお召し上がりいただけます。

ツナと合わせてトーストに

ツナと合わせてトーストに

朝食におすすめのトーストレシピを紹介します。
使用するドレッシングはトマトがおすすめです。

材料

  • 食べるドレッシング…大さじ1/2
  • ツナ缶(油を切っておく)…1缶
  • 食パン(お好みのサイズ)…1枚
  • バターまたはマーガリン…適量
  • お好みでピザ用チーズ…適量

作り方

  1. 油を切ったツナ缶に食べるドレッシングを加えてよく混ぜる
  2. バター(マーガリン)を塗った食パンに①をのせる
  3. お好みでチーズをのせてトースターで約3分程度焼く

ブラックペッパーやバジルなどをプラスするなど、アレンジも自由自在です。
前日のうちにツナとドレッシングを混ぜておくと時短にもなります。

太るドレッシングに気をつけよう

太るドレッシングに気を付けよう

ダイエットにおいて、ドレッシングの選び方で重要なのは栄養成分をチェックすることです。
まずは購入する前に、商品に書かれた栄養表示の数値に注目すること。
その上で、大量に使い過ぎないよう、1回の使用量にも注意するように気をつけましょう。