干し柿はダイエットに最適?カロリー・栄養・効能やおすすめの食べ方を紹介します

寒さが厳しい季節になると、暖かい部屋でついダラダラしてしまいますよね。
「気がついたら体重が増えてしまった!」という方もいるかもしれません。
寒くて動きが鈍ってしまう冬は、消費カロリーが食事のカロリーを下回って太りやすくなります。
健康的な体を手に入れるには、食品のカロリーや栄養価を知っておくことが必要です。
今回は、ココロファームでも人気の干し柿について一緒に学んでいきましょう!
干し柿にはダイエットに良いとされる成分がたくさん!

干し柿は甘みが強いので、食べると太ってしまうと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、それは勘違い。干し柿は、食べ過ぎに注意すればダイエットの強い味方になる食べ物です。
その理由は干し柿に含まれる栄養素にあります。
干し柿にはカリウムや食物繊維、マンガンなどのダイエットに役立つな成分が豊富に含まれています。
以下は文部科学省「日本食品標準成分表」に掲載中の、主な栄養素含有量(100gあたり)です。
成分 | 干し柿 | 生甘柿 |
---|---|---|
カロリー | 274kcal | 63kcal |
糖質 | 57.3g | 14.3g |
ビタミンA | 120μg | 35μg |
カリウム | 670mg | 170mg |
食物繊維 | 14.0g | 1.6g |
マンガン | 1.48mg | 0.50mg |
カリウム、食物繊維、マンガンの含有量については、干し柿のほうが甘柿よりも上回っていることが分かります。
干すことで、甘柿よりも栄養成分が凝縮されるためです。
続いては、それぞれが持つ栄養価をチェックしていきましょう。
カリウム
冬は寒くて発汗しづらく運動量も減るため、いつのまにか顔や足がむくんでパンパンになってしまうことも。
以下の状態では、体が水分を貯めこんでむくみがおきやすくなります。
- 塩分を取りすぎた
- 長時間同じ姿勢を取り続けた
- 冷え性である
むくみにより体内の水分が停滞すると、老廃物をうまく循環させられず、血行不良を促す原因となります。
血行不良になると代謝が落ちるため、脂肪がつきやくなってしまうのです。
カリウムを接種すると、余分な水分や塩分を排出してくれるので、むくみ解消に役立ちます。
また、余分な塩分を排出することで、血圧を下げる効果も期待できます。
食物繊維
食物繊維はお腹の調子を整える成分としてよく知られています。
干し柿に含まれる食物繊維は、14g中13gが「不溶性」です。
不溶性食物繊維は、体内で水分を吸収し膨らみます。
膨らんだ食物繊維は腸を刺激し、ぜんどう運動と呼ばれる腸の働きをサポートしてくれるのです。
便のかさましにもなるので、スムーズな排便が期待できます。
不溶性食物繊維の2つ目の特徴は、善玉菌の餌になるということ。
善玉菌が元気に働くことで、腸内環境の改善に役立ちます。
マンガン
ダイエットにを成功させるポイントのひとつが、体の代謝です。
マンガンは体のさまざまな代謝をアップさせる効果があるといわれています。
ダイエットという視点でいえば、脂質代謝や糖代謝が大きなポイントです。
脂質代謝をよくすることで余分な脂肪を貯めこみにくくなり、糖代謝がアップすると血糖値の上昇が緩やかになり中性脂肪の合成を抑えます。
マンガンは他にも骨を強くする効能もあり「丈夫な体」作りにも役立つ優れものです。
干し柿に含まれる栄養価情報については、以下のコラム内でも詳しく解説しています。
合わせてチェックして、正しいダイエットの方法を身に着けていきましょう。
お肌がプルプル!?美容にも良い干し柿

干し柿にはダイエットの他に、美容に良いとされる成分も豊富に含まれています。
成分表一覧で紹介した干し柿に多く含まれる「ビタミンA」は、美肌やアンチエイジングにも重要な成分です。
美容の敵は活性酸素
人間の体が老化していく原因のひとつに「活性酸素」という成分があります。
私たちは呼吸によって酸素を取り込みますが、取り込んだ酸素の一部は体内で活性化し、活性酸素に変化します。
酸化させる力が強く、増えすぎると体の細胞を傷つけてしまいます。
人間の体は活性酸素が増えすぎないよう「抗酸化作用」のある酵素を作り出しますが、この力は加齢とともに衰えてしまいます。
活性酸素が肌細胞を傷つけると、シミやしわが増えやすくなったり、ガンや動脈硬化といった病気のきっかけになることもあります。
健康で美しい体を維持するには、活性酸素に対抗する抗酸化作用が重要です。
ビタミンAは強い抗酸化作用を持つので、美しい体作りに最適な成分といえます。
干し柿には「タンニン」というポリフェノールも豊富に含まれています。
タンニンもビタミンA同様に抗酸化作用が強い栄養素で、美肌やアンチエイジングの手助けをしてくれます。
他にもアルコール分解を補助する役割も持ち合わせていて、二日酔いの予防・緩和にも効果的です。
干し柿は1日2個までにしよう

ダイエット対策や美容の強い味方になる干し柿ですが、食べすぎは禁物です。
成分表一覧で紹介した通り、干し柿100gあたりのカロリーは274kcalで、生甘柿と比較するとおよそ4倍。
食べる量が多ければ、太る原因になってしまいます。
先程ご紹介したカロリーはあくまで「100g」あたりのカロリーです。
干し柿のヘタ等を取り除いた1個あたりの可食部は約20gなので、1個のカロリーは1/5の54kcal程度になります。
生の甘柿の場合、皮等を取り除いた1個あたりの可食部は約190gです。
干し柿も1個だけ食べるのなら、ローカロリーといえます。
また干し柿に多く含まれる不溶性食物繊維は、過剰摂取すると腸内環境が乱れ下痢や便秘を引き起こす可能性も。
どんなに体に良い食品でも、過剰摂取は禁物です。
体にとってちょうど良い量を意識して摂取しましょう。
この点について他の市田柿コラムでも紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。
太りにくい干し柿の食べ方

ダイエット目的で干し柿を取りいれたいなら、食べるタイミングも重要です。
おすすめなのは間食の時間。
小腹が空いたときは、スナック菓子よりも干し柿がおすすめです。
干し柿は食物繊維が豊富で噛み応えがあります。
よく噛むことで満腹中枢が刺激され、1個だけでも満足感を味わえるのです。
甘みも強いので精神的な満足感も得られます。
さらには食物繊維により血糖値が緩やかに上昇するので、食欲が抑制され、食後の眠気が出にくいのもメリット。
「ちょっとのつもりが暴食してしまう」という方に最適なおやつです。
ダイエット中の強い味方!COCORO FARMの市田柿

ダイエット中でも美味しいスイーツが食べたいなら、ココロファームの干し柿「市田柿」はいかがでしょうか?
ココロファームの農園は、干し柿の生産を長年続けている南信州・長野県にあります。
長年の経験で培ってきたノウハウを使い、甘くて美味しい干し柿を製造中です。
ココロファームが販売する干し柿は「市田柿」といい、長野県のごく一部でしか生産できない希少な食品となっています。
現在はお徳用パックの商品「市田柿 自家用300gパック」を販売中です。
形は不揃いですが、味は一級品。
たっぷり入っていますので、当コラム掲載の簡単レシピを参考にして、料理やお菓子に使うのもおすすめです。
強い甘みと満足感が味わえる市田柿を、この機会にぜひお召し上がりください。
ダイエット中に甘いものを食べたくなったら干し柿を食べよう♪

ダイエットは自分との闘いです。
短期間では成果が出ないこともしばしばで、長期的に努力を続けなければなりません。
ココロファームの干し柿「市田柿」はそんなダイエットの強い味方になる、注目の食材です。
一息つける毎日のおやつ時間に、ぜひ市田柿をお試しください。