【桃の冷凍方法】美味しさキープ！解凍方法や通販で買えるおすすめの品種も紹介
夏真っ盛りの季節に旬を迎えるのが、人気のフルーツ・桃です。
スーパーの青果売り場にピンクの可愛い果実が陳列されているのを目にした方も多いのではないでしょうか？
私自身も、売り場全体に広がる甘くてフルーティーな匂いにつられ、つい桃をたくさん買ってしまった経験があります。
桃を購入した後は、正しい保存方法で保管することが大切です。
今回は、すぐに食べられない桃をより美味しく保存できる冷凍のコツや、絶品スイーツ・ドリンクとして楽しむ調理方法をご紹介します。
桃の冷凍保存は2種類！
桃の冷凍保存は2つの方法があります。
自分に合った方法を試してみてくださいね。
①丸ごと冷凍
1つ目は桃を丸ごと冷凍する方法です。
まずは桃を皮付きのまま流水でよく洗います。
手で果皮を撫でるようにして、果皮に付いている産毛を洗い流しましょう。
洗い終わったらキッチンペーパーや清潔な布巾で、水気をしっかりと取り除いてください。
特に割れ目の部分は水分が残りがちなので、意識してふき取るようにしましょう。
桃の水分が取れたらラップで丸ごと包み、さらにジップロック等の保存袋に入れます。
口を閉じたら冷凍庫に入れて、保存は完了です。
皮を剥いた方がよいのでは？と思われがちですが、冷凍すると生のままよりも皮が剥きやすくなります。
変色も予防してくれるので、丸ごと冷凍する場合は皮が付いたまま冷凍庫に保存し、食べる時に剥きましょう。
②カットして保存
2つ目はカットしてから冷凍する方法です。
桃はしっかりと洗って産毛を落とし、くし切りや一口大などお好きの大きさにカットし、種を取り除いたら皮を剥いておきます。
このままでは変色してしまうので、変色予防のためにレモン水や塩水に10分程度漬けておきましょう。
漬け終わったらザルにあけて余分な水分を切り、ラップの上に並べます。
空気が入らないようにして上からもラップで包み、ジッパー袋に入れて冷凍庫に入れましょう。
この方法だとカット済みなので、フローズンフルーツとしてそのまま食べられます。
冷凍のまま気軽に食べたい人に特におすすめの方法です。
桃の保存方法や変色予防については、以下のリンク内関連コラムでも特集しています。
是非チェックしてみてください。
冷凍した桃の保存期間は1ヶ月
「冷凍保存＝いつまでも保存可能」
そんな風に思っている人が、実は多いんです。
確かに、冷凍保存は常温保存よりも長持ちさせることが可能ですが、冷凍中も少しずつ品質は劣化していきます。
特に家庭用冷蔵庫の冷凍室は、業務用冷凍庫のように低温を保つことが困難です。
さらにドアの開閉が行われることで、冷凍室内の温度変化が生じます。
一定の低温を保つことができないと、冷凍食品の中にある水分が凍ったり溶けたりを繰り返してしまい、どうしても食品が傷みやすくなってしまうのです。
この現象を「冷凍焼け」と呼んでいます。
冷凍保存した桃の場合、美味しく食べられる期間の目安は約1ヶ月です。
冷凍焼けを防ぐためにも、ジッパー袋に加工した日付を記入して、1ヶ月以内に食べきるように注意しましょう。
冷凍した桃を美味しく食べるなら半解凍がおすすめ！
冷凍した桃は、凍ったままフローズンフルーツとして食べられますが、解凍しても美味しくお召し上がりいただけます。
解凍方法は簡単で、冷凍庫から取り出し常温で10～30分程度置くだけ。
冷凍した桃は完全に解凍すると果肉の繊維が崩壊し、水分が出てグズグズとした食感に変わってしまいます。
完全に解凍するのではなく、半解凍の状態で食べましょう。
シャーベットのような食感を楽しめます。
丸ごと冷凍とカット済み冷凍では、前者の方が解凍されにくくなっています。
冷凍の仕方や果肉の状態に合わせて、解凍時間を調整しましょう。
冷凍桃の人気アレンジレシピ3選
ここからは冷凍桃を使うアレンジレシピを、3つご紹介します。
どれも手軽に手作りできる簡単レシピです。
我が家では夏休みの定番おやつとしても活躍してくれています。
この夏の爽やかデザートに、是非チャレンジしてみてください。
桃氷
1つ目は桃のかき氷をご紹介します。
作り方はとても簡単で、凍らせた桃をかき氷機に入れて削るだけです。
桃100%のかき氷は濃厚な桃の甘みがダイレクトに伝わるので、満足感も高くなります。
そのまま食べるのはもちろん、練乳をかけても美味しく召し上がれます。
お好きなアレンジを探してみてはいかがでしょうか？
桃のスムージー
2つ目のレシピは桃のスムージーです。
用意するのは冷凍桃（1個分）と水（200ml）だけ。
この2種類をミキサーやブレンダーに入れ、撹拌すれば完成です。
基本的に桃の自然な甘さだけで充分美味しいですが、甘みが足りなければシロップや蜂蜜を加えてください。
水を牛乳やヨーグルト等に置き換えても美味しく召し上がれます。
私のおすすめはアイスティー置き換えレシピです。
暑い夏にぴったりの、果汁たっぷりでフルーティーな紅茶が楽しめます。
桃ジャム
3つ目は桃ジャムをご紹介します。
必要な材料は、冷凍桃（1個分）と砂糖（桃の重量40～50%程度。200gなら80～100g）、レモン果汁（大1程度）の3つ。
冷凍桃と砂糖を鍋に入れたら中火～弱火にかけ、とろみが付くまで煮込んでください。
鍋底が焦げ付かないようかき混ぜ、常に火加減を調整するのがポイントです。
解凍された桃は繊維が壊れて果肉が柔らかいので、型崩れしやすくなります。
ゴロっとした果実の食感を楽しみたいのであれば、弱火を保ってなるべく触らないようにするのがおすすめです。
とろみが付いたらレモン果汁を加えて混ぜ、煮沸消毒した清潔な容器に移し替えましょう。
冷蔵で保存し、2週間～1ヶ月を目安にお召し上がりください。
砂糖の量を調整することで甘さ控えめのジャムにすることも可能ですが、砂糖が少ないと保存性が低下し、日持ちが難しくなります。
甘さ控えめで作る場合は、できるだけ早めに食べきるようにしましょう。
ジャムは他の食材と組み合わせることで、別のお菓子にも使える便利なアイテムです。
さまざまな活用法を試してみてはいかがでしょうか？
冷凍しても美味しさそのまま！COCORO FARMの桃を紹介
生食や冷凍、加工食品と、いろんな食べ方を楽しめるのが桃のよい所です。
元の桃が甘ければ甘い程、アレンジした時にもより美味しさを感じられます。
ココロファームのオンラインストアで販売中の桃は、すべて農家直送品。
新鮮な桃を完熟の美味しい状態で、直接ご自宅までお届けいたします。
贈答規格品からお得な家庭用、そして少量パックから大容量セットまで、用途に応じて規格や容量をお選びいただけます。
白桃や黄桃など品種によって販売・発送期間が異なりますので、詳しくは公式サイトの各ブランド商品一覧ページよりお求めの商品をクリックし、詳細情報をご確認ください。
大量の桃は冷凍して保存しよう♪
「お中元で桃を大量にもらってしまった！」
「ネット通販で直産品を買いたいけど、量が多くて使いきれないかも…」
そんな悩みを抱えている方は、今回紹介した冷凍方法を是非試してみてください。
冷凍すれば、そのまま食べたり料理やスイーツの材料としても使えるので便利です。
ジューシーな旬の桃を、生食とは違った美味しさで楽しむことができます。
桃は甘くて美味しいだけでなく、栄養もたっぷり詰まったフルーツです。
夏バテで体力が低下しがちなこの時期、いろんな角度から旬の果物・桃をたっぷり味わっていきましょう。