桃農家直伝!美味しくて可愛い桃ジャムレシピを紹介
トーストやヨーグルトと相性抜群のジャムは、自宅で簡単に手作りできる食品です。
旬を迎えたフルーツを使って、自分好みの甘みや固さで作れるのも魅力の一つ。
夏真っ盛りの今なら、桃を使ったジャムがおすすめです。
桃農家である私たちココロファームから、この夏是非チャレンジしてほしい「桃ジャム」の作り方をご紹介します。
桃をたくさん手に入れたらジャムにして楽しもう♪
夏のこの時期、スーパーや通販等でたくさんの桃が販売されています。
大量の桃が手に入ったら、余った分は新鮮なうちにジャムに加工して長く楽しみましょう。
桃はとてもデリケートな果物で、正しい保管方法で保存していても傷みやすい果物です。
傷んでダメになってしまう前に、美味しく食べられるように一工夫してみましょう。
桃農家直伝!簡単なのに美味しい桃ジャムの作り方
ここからは、手軽に作れる桃ジャムのレシピをご紹介します。
桃が手に入りやすいこの時期は、お子さんの夏休み期間とかぶる地域も多いです。
夏休みの自由研究のテーマとして、お子さんと一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
桃ジャムの材料
- 桃
- 砂糖
- レモン汁
桃ジャムに必要な食材は、この3種類だけ。
レモン汁は大さじ1~2程用意しましょう。
桃は使用したい分だけ用意してください。
多くても少なくても大丈夫です。
砂糖は、桃の重量に応じて分量が変わります。
皮を剥いた桃の重さを測ったら、その重さの20%~50%程の砂糖を用意してください。
例えば、皮を剥いた桃が200g(約1個分)なら「200g×20%~50%」となり、40g~100gの砂糖が必要だと算出が可能です。
砂糖が少なければ甘さ控えめに仕上がりますが、保存性もやや低下します。
長期保存が目的なら、なるべく多くの砂糖を加えましょう。
調理器具として鍋、ヘラ、保存容器を用意してください。
ヘラは木ベラではなく、ゴムベラがおすすめです。
鍋に付いたジャムをきれいにすくい取ることができます。
保存容器は煮沸消毒できる瓶容器を選ぶと、より長く保存可能です。
使う前に大鍋でお湯を沸かし、瓶を入れて煮沸しておきましょう。
しっかりと乾燥させれば、準備完了です。
桃ジャムの作り方
- 桃を洗って産毛を落とす
- 皮を剥いてお好みの大きさにカットする(果肉のゴロゴロ感を残したいなら大き目に、子どもでも食べやすく仕上げるなら小さくカットするのがポイント)
- 桃を鍋に入れ、砂糖を加えたら強火で加熱する
- 水分が出て沸騰してきたらレモン汁を加えて弱めの中火~弱火にし、30分程火にかけて煮る(アクは取らずそのままでOK)
- 好みのトロミの一歩手前に仕上がったら完成
- 熱いうちに保存容器に入れて常温で冷まし、粗熱が取れたら冷蔵庫へ
加熱時に焦げつかないよう、時々ヘラでかき混ぜるのを忘れないようにしましょう。
火加減の調整が難しい場合は、鍋に桃と砂糖を入れた後、そのまま1時間程度置いて桃の水分を出してください。
水分が出た状態であれば、初めから終わりまで中火調理が可能となります。
また、剥いた果皮はお茶のパックに入れて一緒に煮込んでもOKです。
果肉と果皮を一緒に煮込むことで、ジャムに色が移り鮮やかに仕上がります。
「桃の皮が上手く剥けない…」
そんな悩みには、こちらのコラムがおすすめです。
プロが教える上手な桃の剥き方を紹介しています。
食べきれない桃は冷凍している、という方も多いと思います。
桃ジャムは冷凍桃を使っても調理可能です。
冷凍桃から作る桃ジャムのレシピは、こちらのコラムを参考にしてください。
桃ジャムは冷凍保存も可能
ジャムをたくさん作った場合は、冷凍保存するのがおすすめです。
手作りジャムの賞味期限は、砂糖の重量にもよりますが約2週間~1ヶ月程。
冷凍すれば2ヶ月程度日持ち可能です。
冷凍する際は瓶容器ではなく、冷凍保存可能なタッパー等に入れます。
必要になったら冷凍庫から取り出して、その後は冷蔵庫で保存してください。
一度冷凍庫から取り出したジャムを再度冷凍すると、品質が劣化してしまいます。
なるべく小さな容器に入れて、冷凍庫から出した後は冷凍庫に戻さず、短期間で食べ切るようにしましょう。
あらかじめ1回分ずつに小分けして冷凍するのもおすすめです。
ラップに1回分のジャムを分けておくと、必要な時に必要な分だけ使うことができます。
ラップでジャムを包んだら、ジッパー袋に入れることでより品質を保てます。
ひと手間ではありますが、長く楽しむためには是非行ってほしい作業です。
桃ジャムはヨーグルトやアイスに混ぜるのがおすすめ!
美味しく作った桃ジャムは、トースト以外にもヨーグルトやアイスとの相性が抜群です。
アイスのトッピングとして利用する場合は、アイスをディッシャーで丸くすくってお皿に乗せ、上から桃ジャムを添えましょう。
盛り付け方を変えるだけで、身近なデザートだったアイスがおしゃれなスイーツに変身します。
ウエハースやコーンフレーク、生クリーム、ミントの葉を用意すれば、さらに豪華なパフェのように仕上げることも可能です。
我が家では子どもの友達が遊びに来た時に、おやつ代わりにこのセットを用意しています。
とても盛り上がりますので、是非試してみてはいかがでしょうか?
ヨーグルトやアイス以外にも、桃ジャムを使った人気のアレンジレシピはたくさんあります。
お菓子や料理のソース等、日常の調理で使えるレシピも多いので、興味がある方は検索してみてください。
ジャムはもちろんそのままでも美味しい!COCORO FARMの桃
桃農家である私たちココロファームでは、全国各地の皆さんに長野県産の桃を楽しんでいただけるよう、オンラインストアでの販売を行っています。
現在は白桃2種(あかつき・なつっこ)と、黄桃1種(黄金桃)を販売中です。
それぞれ品種ごとに旬の時期が異なりますので、販売期間やお届け期間も異なります。
詳しくは各一覧ページより詳細をご確認ください。
どの桃も、愛情たっぷり手間暇かけて育てた自慢の桃です。
甘みが強くて美味しいココロファームの桃を、是非ご賞味ください。
あかつき、なつっこ、黄金桃それぞれの情報はこちらの特集コラムで詳しく紹介中です。
好みの桃を探してみてはいかがでしょうか?
簡単で美味しい桃ジャムを作ってみよう!
ジャム作りと聞くと難しそうなイメージを持っていた方も、今回紹介した簡単レシピならハードルが低いと感じていただけたのではないでしょうか?
意外と簡単な工程で、甘さも固さも自分好みのジャムが作れます。
この夏は桃を生食で楽しみつつ、ジャムに加工してパンやヨーグルトと一緒により長く楽しんでみてください。
桃の新たな魅力に気が付いていただけたら、桃農家としても非常に嬉しいです。